白くないけどシロサイ

白くないけどシロサイ
ブラッシング中のシロサイさん。
サイさんより飼育員さんの方がメインのような写真だけど、是非ともサイさんに注目して頂きたい。

シロサイと言うほど白くないじゃん。と思われた方は正しい。
本来は、口が横に広いという意味で「Wide(ワイド)なサイ」と命名するところを間違えて「White(ホワイト)なサイ」としてしまったため、そのまま「シロサイ」と名付けられてしまったという。

シロサイより一回り小さいクロサイも、別に「黒いサイ」な訳じゃなく、シロサイに対して名付けられたそうな。
シロサイも不憫だがクロサイは更に不憫な気がする。

動物の中でもトップクラスの硬い皮膚と2本の角が特徴。
この角は相手を突き刺して戦う武器ではなく、サイ同士が角をぶつけ合って優劣を決める為にある。
視力が弱い分、嗅覚と聴覚は鋭いらしい。

ブラッシング中のシロサイさんはとても大人しく飼育員さんにその身を委ねているように見えた。