包丁だよ

包丁だよ
京都に有次(ありつぐ)という有名な包丁があると知ったのは、約2年前のこと。
「西の有次、東の正本」なんて言われるほどらしく、日本刀と同じ鋼で作られたそれは一見すると短刀のよう。

切れ味は折り紙つき。刀好きとしては、包丁を求めることがあれば是非ともこれをと思うところだけど、ステンレスに比べると手入れがとても大変。
試しに家族に1本買っていったが、ステンレス包丁同様の扱い方でいたら、瞬く間に錆付いて(それでもまだまだちゃんと切れる)これはアタシには扱えませんわと、大人しくステンレスで探してみたらGLOBALという包丁に行き着いた。

着目すべきはそのデザイン。テーブルナイフの包丁バージョンのようで、刀身と柄が一体化している。
切れ味も使い心地も申し分なく、世界中にユーザーがいるという話も頷ける。

それにしても、三徳包丁・ペティナイフ・シャープナーの三点セットは無駄遣いが過ぎたかもしれないとちょっと思ってしまった。
セラミック製だけど、ペティナイフは別のヤツを持ってたんだよな。

それ以前の問題は滅多に包丁の出番は無いってとこかな。