暗くとも何のその2

14-150mm F4-5.6は、高倍率ズームレンズとは思えないほど、軽量コンパクトではあるけど、E-PL1+14-150mm F4-5.6+EVFとなると流石に重いしデカイ。

利便性は大きく異なるが、標準ズームレンズを付けたエントリークラスの一眼レフと大差ないような気も。

ちょっと失敗したかな、と弱気になりそうな時、レンズを20mm F1.7に付け替えると、これぞミラーレス一眼という軽量コンパクトさに勇気が湧いてくる。

軽くて小さいだけでなく、暗所では倍近い値段の14-150mm F4-5.6より、遥かに優れた耐性を持っていることが、このレンズの存在感を際立たせる。

少しばかりデカくて重いのを我慢して、更にカメラの性能が高い一眼レフにすべきだったかという思いも、このレンズのお陰で肥大することはない。

なかなか軽視できない金額を叩いて、単焦点レンズなんて不便なものを買って、結果的に全然出番がないなんてことになったらどうしようとか、購入前は悩んだものだが、評判に違わぬ性能を実感したばかりか、一眼レフへの未練も払拭することになるとは。

でも、1番出番が多いのは、断然14-150mm F4-5.6である。
やっぱり10.7倍ズームは超便利。