とても気になっている俺屍2。
ですがここにきて、評価が散々らしいことを知りました。
基本的なシステムは踏襲しているようですし、悪くなりようがないんじゃないかな。旧作を愛する余り新要素に難色を示す一部のプレイヤーが殊更騒いでいるだけではないの。
などと当初は考えていたのですけれど、ダメだと仰る点を1つ1つ拾ってみると、可愛さ余って憎さ百倍として片付けていいものでもないみたいです。
最大の不満点としてよく挙げられているのは、新キャラでもあるNPCがシナリオにもシステムにも過剰に関わっていて、旧作の醍醐味を著しく損なっているらしい。
このNPCが中心のストーリーが延々と展開するばかりか、このキャラなくして先に進むこともできない。そして、その維持費も馬鹿にならないため、本来は主人公だったはずの一族を鍛えることが難しくなっている、だそうな。
他にも大小様々な要素でNPCが出張っているようで、このキャラの小間使い気分にさせられているようです。
発売前に得た情報では戦闘面のサポートキャラくらいにしか思っていませんでしたが、むしろこのNPCをサポートし続けるゲームになっちゃっているのかも。
これが本当だとしたら、確かにかなりイヤですね。自分ならではの一族を作って育てて看取ってを繰り返しながら仇敵を討つ、という前提が総崩れになり兼ねない。
次に多いのが、交神する神様が頻繁に失踪し、何処へ行ったのかも分からなくなる。連れ戻すのも一苦労。というのと、
ダンジョンが単調且つ複雑で、時間制限のあるこのゲームに不釣り合い。しかも自動生成のため、これといった攻略法もない。というもの。
実際にやってみないことには程度が解かり難いものの、あまり好ましくない仕様だということは伝わってきます。
この3要素が不満の声の大半を占めていた印象です。これらが負の連鎖を生んで、尚のことストレスを抱える羽目になっている、っていう具合なのかな。
他人の評価を鵜呑みにしてはいけませんが、想像とはだいぶ違うゲームのようです。が、無駄遣いをしなくて済みそうになったのは喜ぶべきことでしょう。
かなり期待していたソフトだったので、普通に残念ではあるのですけれども。