D7200 実践

久しぶりに一眼レフを持ってお出掛け。
手持ちの中ではまだ軽い方の28mm F1.8を付けて行ったものの、m4/3に慣れた今、それでも重くて挫けそうになりました。

ストラップを肩に掛けた状態に入ればそうでもないけれど、それらを詰めたバッグを持ちながらの移動が辛い。
ひと昔前の旅行はこれが更に重くなって、加えてキャリーバッグもゴロゴロさせながら飛行機乗って行ってたりしてたことが今では信じ難いです。

今回、被写体の8割は花だったのですが、寄りで撮るとAFがかつてないほど迷って、当たるポイントを探すのが大変でした。
家の周りで試し撮りした時はそんな印象なかったのになんでだろう。最短撮影距離以上に近付き過ぎていたなんてことはたぶんないはず。

撮れた写真のピントは概ね合っているようなので、素直に当たるポイントさえ見付かれば精度は問題なさそう。
D7000だとAFが合ったつもりで撮っていても、PCで見たら軽いピンボケ写真を量産していたってことがけっこうあったのですけれど、D7200は正否が現場で判るだけまだ救いがあるか。

この重さとAFの頼りなさは一眼レフらしさだよなあと、ややげんなりするものの、操作性の良さと優秀なオート機能が光り、撮影の快適さはE-M1よりD7200に分があるように感じます。
もっともE-M1には強力な手ぶれ補正があるので、総合的に見ればどちらがとも決め難いのですが、双方のいいとこ取りのようなシステムはないものかと悩ましいところです。

もし将来的にそんな理想形態が生まれ得るとすれば、それはたぶん一眼レフではなく、ミラーレスでしょうねえ。どちらに伸びしろがあるかは明らかですし。
今はまだユーザーもメーカーも一眼レフに傾倒しがちですけれど、フィルムがデジタルになった経緯を思えば、一眼レフがミラーレスに置き換わるハードルはそれよりずっと低いでしょう。