ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ

今年初めて買ったゲームはこちら。
サンドボックスと呼ばれるタイプのゲームのようですが、それらを全くやったことがないので、ワタシとしてはFallout4の拠点作りが最も近い印象です。

実はドラクエビルダーズとFalloutを買う決め手になった要素が共通していまして、それが拠点を発展させて仲間を増やすというものでした。
要は町を大きくして賑やかにするゲームをやりたかったわけですよ。それなら他に有力候補がいくつもあるだろうに、とは自分でも思います。

なので、素材を集めて一から作るというところは、あんまり乗り気になれないのですけれど、序盤だけやってみた限りでは、なかなか面白い。
まだ操作に慣れていないのと、設置を誤ったら1度破壊して回収し、改めて設置し直さなきゃいけない点で、Falloutの方がやり易かったように感じられるものの、チュートリアルの充実ぶりはさすがはドラクエといったところ。

ゲームに慣れている人は面倒に感じるであろうルール解説フェイズですが、詳しい説明もなく「はい、ご自由にやって下さい」と言わんばかりに放り投げられたFalloutの拠点作りとは理解が雲泥の差です。
チュートリアルは失って初めて有り難味を実感しますね。大抵のものはそうか。

その後も明確な目的を示してくれるので、何をしたらいいのか分からない、という場面はなさそうですね。
一方でストーリーを進めていかないと手に入らないレシピや素材があるので、あまりにも序盤で自由に動き過ぎると手持ちが心許ないかもしれません。

戦闘はちょこまかと動き回るモンスターを武器で殴るというのが基本のよう。
たぶん呪文は使えないんじゃないかな。ちなみに相手は使ってきます。ずるい。

適切な間合いを取るのが難しくて、遠過ぎて素振りしたり、近過ぎてぶつかったり(それでもダメージを受ける)、あんまり上手くいきません。
他のドラクエシリーズとは違い、経験値を得て強くなっていくことはなく、アイテムでHPの増加、装備で攻撃・防御力の強化を図る模様です。
今のところ戦闘はちょっと不安。この分だと地力で圧倒できないだろうなあ。

その他、装備に耐久度の概念があること、空腹度があること、持ち運べるアイテム量に制限があることに面倒臭く、苦手に感じるところではありますが、初めてやるタイプのゲームの割にはスムーズに進められているのではないかと思います。
ドラクエは取っ付き難いイメージのあるジャンルのゲームをマイルドにするのが上手いですね。そもそも本家本元のドラクエが当時の日本人にRPGを馴染み易くしたものと聞きますし、その理念は今も昔も変わっていないのかもしれません。