終演

この2年くらいほぼ毎回視聴していたニコニコの番組が最終回を迎えてしまいました。
とても残念ですが、その告知をされた時はとても納得してしまった。

それほど多くのネット番組を知っているわけではない、どころか全然知らないのですけれど、仕事として作っている番組でありながら、ここまで雑でやる気がなくていい加減に見える番組はそうそうないのではと思ってしまいます。

テレビ、ラジオ、ネットに限らず、どんな番組であろうと、実際は裏で大人たちが時間と手間を掛けて一生懸命作り上げているものだと固く信じていたものですが、この番組でその信頼が大いに揺らぎました。

勿論、スタッフからしたら相応の反論もあるかもしれませんけれど、全体的に甘い作りなのは疑いようがなく、そもそも番組のコンセプトからして曖昧で、最後まで何をする番組だったのか分からなかったほどです。
そんなんだから、かなり人を選ぶ番組だったことは疑いようがありません。

最終回を見たら寂しさや感慨深さもひとしおかと思いきや、驚異的なほどありませんでしたね。
最後でしんみりするような番組ではないだろうとも思っていましたが、なんか、こう、うーん……例えるのならば、酔っぱらった大学生の悪ノリみたいなことをしていました。余計なお世話だとは思いつつも、後でけっこう厄介なツケを払うことになったんじゃないかな。

最後まで凄まじかった。と言うより、最後の最後で認識以上にイカレていたことを思い知った番組でした。
今は全く実感が湧かないけれど、しばらくして懐かしんだりするのかなあ。仮にも2年に渡って見続けていたネット番組ってこれくらいだったのですが。