電子書籍のその後

導入してからというものその利便性に惹かれ、当初はもっと控えめにやっていくつもりが順調にその数を増やしています。
今のところ100冊くらい。その内3/4はこのひと月で増えました。

無料とか半額とか、そのような本を摘まんでいたら瞬く間に増えましたね。
無料の漫画ですとほとんどが一定の期間を過ぎると読み込み不可になったり、試し読み程度のページ数だったりですが、中には1巻丸ごと条件なしに無料、時折2巻以降も無料というタイトルもあります。
せこい話ですけれど、無料の本のためだけに電子書籍を導入するのもありではないかと思えるほど、その数は侮れません。

前々から気になっていた本が無料になっていることもありますし、無料だからと読んでみた作品がとても気に入って、続きを買ってしまうこともあります。
そんな無料漁りを始めたのがこのひと月のことでした。

本を物として所有できない寂しさは未だに残りますけれど、本を置くスペースを確保する必要がない利点の方がワタシには大きく感じます。
今や居住空間から倉庫へと名称を変えつつある自室に残されたキャパシティを考えると、そこに100冊の本を加えようなんて無茶な相談です。

難点はアプリの整理能力がイマイチで、シリーズものが古い順に並んでいなかったり、それどころかジャンル別に分けられていなかったり、書士の方にはとても見せられない乱雑ぶりにがっかり。
PC版は更に甘い作りで、検索するくらいしか目当ての本を絞る手段がない手抜きっぷりです。このソフトを作った人は本への愛情と敬意が足りない。