電光超人グリッドマン

特撮は特別詳しいわけではないものの、グリッドマンがアニメ化する(2015年にもすでにされていたらしい)と知って、懐かしい気分に浸っています。
正直なところ、どれくらいの人に伝わるのか不明ですが、個人的には同じ円谷プロが生んだ超メジャーなウルトラマンシリーズより、ある意味グリッドマンの方が馴染みがあるのですよ。

軽く説明させて頂きますと、1993〜1994年に放送された特撮ヒーロードラマで、当時としては斬新過ぎる電脳空間でコンピュータウイルスと戦うヒーローという設定でした。
参考までに当時のワタシの感覚では、パソコンが一般人に広く利用される時代がくるなんて想像もしていませんでしたよ。下手したらインターネットという単語すら、まだ知らなかったかもしれません。時代を先取りし過ぎですよね。

パソコンやネットが一般に普及し始めたのって、2000年前後じゃなかったかなあ。ワタシがパソコンや携帯電話を手に入れたのがその辺りだったはず。
同じく電脳空間での戦いを描いている「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」が2000年公開なのですが、それでもやや先取り感がありましたからね。

余談になりますけれど、誤解されている方がいるようなので念のために補足しておくと、「ぼくらのウォーゲーム」と「サマーウォーズ」はどちらも細田守監督の作品で、言わばセルフリメイク(リブートかな?)です。
ストーリー展開が似通っているのは同じ監督が関わっているからなのですね。それぞれの魅力があって、もし片方しかご存知なければ是非とももう一方もご覧になって頂きたい。

話を戻しますと、それくらい未来を描いていた特撮ヒーローものでして、当時は予備知識が浅い上に、子供の理解力でありながらも、楽しく視聴していた記憶があります。さすが円谷プロ。子供の味方。
それに夏休みに再放送があって、少なくとも2回以上見る機会があったことも手伝って、妙に覚えている作品でもありました。

ただその後に目立った展開はなく、言葉は悪いですが、実験的な作品で今やすっかり忘れ去られたものとばかり思っていましたよ。
それが2018年にアニメになって帰ってくると聞いては、そわそわするのも無理ないことでしょう。やっと時代が追い付いた。