HD 660 S

ゼンハイザーのHD660Sを購入しました。
先代に当たるHD650をとても気に入っているため、その後継機として登場したHD660Sは非常に気になる存在でした。

見た目がHD650からあまり変わっていませんし、そういうレビューも目にしていたので驚きはしませんでしたが、HD650譲りの側圧の強さです。
このままですと少し頭が痛いので、ディッシュの箱などに挟んでしばらく置いておくのが良いでしょう。この通過儀礼はHD650でもやりました。これが馴染むと絶妙な付け心地になるので成熟するのを待ちましょう。

HD650が常に接続された状態なので、ケーブルをそのままHD660Sに付け替えればいいやと考えていたのですけれど、ヘッドフォン側の端子がめちゃくちゃ固くて焦りました。
なので、タオルで保護しながら、全力で引っこ抜きましたよ。とあるイヤフォンでも似たようなことしたなあ・・・。

音作りはHD650の後継機らしく、よく似ているように感じられます。(先述の通り、そのまま付け替えたのでケーブルはHD650のものです。基本的に同じケーブルだとは思いますが念のため)
HD660Sと入れ替えるようにHD650は接続を解除してしまったので、聴き比べなどは全然しておらず、曖昧な記憶頼り(それも最近はあんまり使ってなかったので尚のこと曖昧)なのですが、確かこんな鳴り方だった気がするなあ、という印象です。

購入前に目を通したレビューで、HD660SとHD650では方向性が異なるといったものもいくつか見られたのですけれど、ワタシには似ているとしか・・・どちらも好みの音作りに感じられました。
強いて言えば、HD660Sの方がよりクリアに聴こえる気がしますね。たいへん好ましいです。

厳密に聴き比べたらもっとハッキリとするのでしょうけれど、折角どちらも気に入っているのに、わざわざ粗探しをするのも無粋かなと、あまりやる気が起きません。
まあ、HD650を再び引っ張り出してくるのが億劫なだけなのですが。