機材の不具合の可能性に思い当たり、数回のメールでのやり取りの後、E-M1とレンズを宅配で送って実際に見てもらうことに。
オリンパスの出した結論とワタシの認識とは一部矛盾があり、納得できない気持ちがあったものの、ひと月近く預けて検査してもらっていたこともあり、これ以上の進展はないだろうと判断して、修理なしの状態で返却となりました。
するとびっくり。勝手にファームアップして設定が全てリセットされているではありませんか。
更新される内容が自分の環境とは無関係な上、設定がリセットされるデメリットを回避するため、敢えて更新していなかったのですよ。
更に、カメラを修理しない場合は設定のリセットはしないで下さいと事前にお約束していたのです。
メールでのやり取りの中でも、ちょくちょく理解に苦しむ記述があり、例えば不具合が発症している最中に撮影した写真があればメールに添付して下さい。という要求をされた時は、未加工で5MB以内で送信してほしいなどと条件を付け加えてきました。
今時スマホで撮影しても10MB超えの写真が撮れる時代ですよ。自分の会社が出している商品のことをなにもご存知ないのかな。
その点をやんわりと指摘してご理解頂けたと思っていたのですが、それからしばらく後になって、再度全く同じ要求をされた時は、未熟なAIかなにかとメールしているのかと疑いました。
マニュアル通りにしても稚拙過ぎますし、内容が古過ぎるのではないのかと、他人事ながらに心配になります。
最初のメールの段階から不安にさせられた分、機材を預けた後の検査報告もいちいち疑いの目を向けざるを得なくなりまして、自分なりに思い当たった疑問点をあれこれとぶつける形になってしまったのは大人気なかったと反省するところですけれど、その質問に対する回答も都合の悪い部分を無視したり、いいように曲解して捉えていたり、納得には程遠い内容で、消去法で捻り出した結論といった印象でした。
そんな実のない検査から帰ってきた上に、設定リセットの嫌がらせですよ。オリンパスは約束の1つも守れないのかい。
もう以前の設定を覚えていないので、最低限だけ泣きながら戻しましたよ。
おまけに預ける前にはなかった、ファインダー内のゴミまで見付けてしまった・・・。
以前、別件で修理をお願いした時も少し不愉快な思いをしたのですが、今回でまた更にオリンパスの印象が悪くなってしまいました。
カスタマーセンターって、ユーザーとメーカーをつなぐ数少ない接点なのに、あまりにも軽視し過ぎではないでしょうか。
今後、ニコンやキヤノンが本格的にミラーレスに参戦してくると見られていますけれど、内容次第では乗り換えを真剣に検討してしまうかもしれません。
特にニコンは一眼レフを愛用していて、操作性や絵作りが非常にワタシ好みということもあって期待大です。