ワンドア冷蔵庫

6年ほど前に個室用に購入し、今やなくては困るワンドア冷蔵庫です。

敢えて使用感丸出しで写しました。ちなみに、右側で見切れているのはテレビです。スペースの都合で強引に置いています。

一般的な家庭用の冷蔵庫しか使っていない人はピンと来ないかもしれませんが、ワンドアの冷蔵庫(直冷式)のほとんどは霜取りを自動で行うことができないので、そのまま放っておくと庫内が氷だらけで悲惨なことになります。

ですが、こちらは霜取り用のボタンが設置されており、手動の霜取りとしては短時間且つ簡単に霜を除去することが可能です。
スペース的に2ドア以上の冷蔵庫はまず置けないので、非常に助かっています。

ところが、そのボタンがポロっと取れてしまったのが1年ほど前のことになるでしょうか。その瞬間は血の気が引きました。
幸いにも、かつてボタンがあったポイントを指で無理くり押し込むと、どうにか霜取り機能は働いてくれるようで、操作性が犠牲になっただけで延命を図れました。

そしてつい最近、温度調節用のダイヤルまでポロっとしてしまいました。
これまた幸いにも、恐る恐るはめ込んだら一応は固定され、そのままダイヤルを回すと温度調節をしているような挙動を確認できたものの、冷蔵機能以外のところで劣化が進むとは想定外でした。

もう東芝では同様のモデルは取り扱っていないようで、それどころか全メーカーを見渡してみても、このサイズで且つ霜取り機能(手動)が備わっている機種は極めて珍しいらしく、この冷蔵庫がいよいよ続投不可となったら頭を抱えることになりそうです。

かと言って、もうワンドア冷蔵庫がない生活に戻れると思えない。
庫内のレイアウトも理想に近く、致命的な事態に陥らない限り、使っていきたいとは思うのですが・・・。