楽しみは作るもの

ゲームでこうすれば簡単に勝てる(バグ技ではなく正攻法で)という方法があったとして、それをレビューの中で「これだけやっていれば勝てるので飽きる」などと書いてしまう人がゲームメディアにすらチラホラ見掛けるのですが、文句を言うくらいならどうして自分で工夫して別の攻略法を試そうとしないのか不思議でなりません。

特に選択の幅が広いゲームでそんな戯言を聞かされても、同じやり方を繰り返すあなたのプレイスタイルが間違っているのだとしか言えませんよ。
隠れながら爆弾を投げることに飽きたのなら、正面から銃撃戦を仕掛けるなり、近接武器で立ち向かうなり、トラップやオブジェクトを使うなりしてプレイに緩急を付ければいいだけの話でしょう。

もっと重篤なケースですと、対戦ゲームでもないのに強い武器に対して「アプデで弱体化させるべき」などと自己中心的な暴論に走る人もいます。
武器や装備が強過ぎてゲームに歯応えがないと感じるのなら、それを使わなきゃいいだけじゃないですか。他にも武器は沢山あるのだから。
そもそもプレイヤー側の工夫で難しくすることはできても、易しくすることはできないのですよ。

最近ですとウノの公式ルールが改めて周知され、ワタシも慣れ親しんでいたルールとは異なることに驚かされた一人ではあるのですけれど、プレイヤー同士で事前にルールを統一しておけば、それがオフィシャルなルールだろうと、ローカルなルールだろうと問題はないでしょう。その場に居る人たちが最も楽しめるルールを選べばいいだけのはずです。

楽しむ努力を怠っておきながら不平不満を垂れ流すのは、あまりに幼い行動ではないでしょうか。
何故こんなことを言い出したかと申しますと、最近遊んで楽しかったゲームを上記のようなしょうもない理由でケチをつけているゲームメディアのレビュー記事が不運にも目に入っちゃって気分が悪くなったから。これも大概幼い行動ですね。