さくらが咲いた

誤解を恐れずに言えば、ストリートファイターXへの興味はさくらが9割を占めているのですが、残念ながらトップシーンではなかなか活躍できないキャラクターだったのですよ。

ストXに詳しい人に言わせると、さくらは弱くはないけど強くもない。といった性能らしいです。
歩きの速さと火力はある。使い手も少ないので対策されづらい。といった利点はあるものの、そもそも大会で勝てるキャラじゃないから、メインで使用する選手が少ないわけですねえ。

こういうキャラの強弱は格闘ゲーム初級者には全く分からないのですが・・・。
実際、ストXの大会では決勝に絡むどころか、TOP8にも入れないことがほとんど。と言うか、ワタシがストXの観戦に興味を持って2年くらい経ちますが、公式大会の最終日までさくらが勝ち残ったところを1度として見たことが無いです。

そんな中、大きな調整が入って初めての公式大会であるEVO Japan 2020で、さくらをメインキャラに戦うナウマン選手が見事に優勝を飾りました。
EVO Japanって公式大会の中でも屈指の大きな大会なのですよ。そんな大舞台でさくらの優勝を見られるとは、数日前まで想像もしていませんでした。

よっぽど良い調整を受けたと言うなら兎も角、残念ながら微妙な強化に留まって、期待の新スキルも使い手から溜息を誘う悲しい性能(まさか弾抜けできないとは…)だったのですけれど、新バージョン初の公式大会でこの結果ですよ。
いやあ、モニターの前でこんなに祈ったのは初めてかもしれません。

ナウマン選手おめでとうございます。ありがとうございます。個人で行っている練習配信もよく拝見させて頂いていました。
さくらがんばった。

この調子で何か間違いが起きて、春獄殺を使えるようにならないだろうか。
百歩譲ってスキルUで弾抜けさせて。