ようやくE-M5の後継機に当たるE-M5 Mark IIが発表されました。
数か月前、E-M5から乗り換え先をE-M1にするか、まだ影も形もなかったこの機種にするか、悩みに悩んで前者を選んだ者としては、その選択が間違っていなかったことを確信したいがために、少なからず気になっていたE-M5 Mark IIです。
まだ実機を見てもいない現状ではありますけれど、バリアングルと静音撮影(電子シャッターで最高1/16000秒)以外は、期待を超える要素はなさそうかな、って印象。
新要素であるハイレゾショットとやらは、三脚必須となればワタシにはあっても使わない機能になりそうですし。
センサーやエンジンが既存のもの(たぶん)というのも肩透かしです。
重く大きいレンズを使うには、がっしり握れるグリップが欲しいところですので、その点でもE-M1という選択で正解でした。
E-M5 Mark IIはこのスタイルで良かったとは思いますけれどね。
それにしても、この電源レバーの位置はイヤだなあ。
E-M1もこの位置ですけれど、いまだに少しもたつくんですよね。
いっそ機能切り替えレバーと入れ替えた方が。と言うか、このレバー今や全く使っていないので、廃止してくれてもいいくらいなのですが、それなりにユーザーの支持を受けているのかな。
E-M1の後継機を出す頃までには、もっと上手い落としどころを考えてほしいものです。
羨ましいのは、メニューカーソル保持というやつ。これずっと欲しい欲しいとオリンパスのアンケで要望を出し続けていたのですよ。
是非ともE-M1にも今度のファームアップで搭載してほしい。
総じてE-M5から進化を感じさせるものの、約3年掛けて登場した後継機としては、諸手を挙げて喜べるものではなかったかな〜と思うところです。
痺れを切らしてE-M1に手を出した者としては一安心ではありますけれど、オリンパスの未来への期待値は下方修正の必要を感じさせます。
同じタイミングでこれぞというレンズが登場していたら、また違った感想になったかもしれませんが、魚眼をPROレンズで出しちゃうとはねえ。
まずは蔑ろにしてきたズームレンズの強化を図ってほしいところなのになあ。