E-M1 Ver.4.0

バージョンアップしてみました。例によって設定は綺麗に初期化されます。
これいい加減に対策を考えてほしいなあ。非常に手間ですし、いちいち覚えていないので元通りに戻せません。

ですが今回は今までで1番変化を感じるアップデートでした。
静音撮影とOVFシミュレーション、メニューのカーソル保持辺りは嬉しい。

あと特に説明書きが見当たらないのですが、OKボタンで表示される簡易メニュー(ライブコントロール)が消滅して、代わりにスーパーコンパネが表示されるようになってますね。
…と思うのですが、表示方法が思い出せないだけかも。或いは表示方法が変わったか。

ライブコントロールは表示される項目をカスタマイズできれば使い易くなるかもしれませんけれど、残念ながらそうではなかったので無駄と言えば無駄でした。
それよりは主な設定項目が一括表示されるスーパーコンパネの方がまだ使い易いかな。

静音撮影はISOオートのシャッタースピードの下限が焦点距離とは関係なく1/15秒前後になっているようなのですが、オリンパスのISOオートはシャッタースピードも感度も上げ過ぎる上に、制御もできない(厳密にはフラッシュの設定である程度は可能なのですがそれでも高い)ので、個人的にはポジティブに捉えられる仕様と言えます。

E-M1で動体撮影はほとんどしないので、被写体ぶれの心配は無視できますし、望遠も使わない、と言うかレンズを持っていないから手ぶれの不安もない。
でもそろそろISOオートの見直しをしてほしいな。ソフトと言うか、デジタル部分が弱過ぎるよオリンパス。

当たり前ですけれど、本当にシャッター音が全然聞こえません。
ちょっと困ったのは連写モードで1ショットだけ撮ることが難しくなったことでしょうか。
基本的に1ショットでもL連写モードで撮るワタシには、やや使い勝手が悪いですね。

頻繁なバージョンアップは嬉しいですが、未だ全く手を入れられていない不満点は少なくないですし、部分的に改善するのではなく一から見直すくらいじゃないと、操作性の悪さは残り続けると思われるので、E-M1の後継機でその辺に力を入れられていることを期待。
…したいけど、たぶん変えないんだろうなあ。長所を伸ばしたり増やしたりするより先に、短所を克服するところから始めてほしい。