理想のチャーハンを求めて

【前回までのあらすじ】
昨年の春にお気に入りのお店が閉店してしまい、以後おいしいチャーハンを求めていくつものお店を回るも、芳しい成果をあげるには至らなかった。

…といった状況でしたが、ここにきて急展開です。
存在には気付いていたけれどこれまで行く機会がなかったお店で、やっとこれぞというチャーハンに巡り合えましたよ。

テーブルに運ばれてきた瞬間、匂いを嗅いだ瞬間に確信しました。
おかずに頼らず、メインを張れるだけのしっかりした味が付いていて、パラパラ仕上げは勿論のこと、適度な硬さで卵と油の絶妙なコーティング、且つ必要最低限の具で構成された無駄のないチャーハン。

失われたあの店のチャーハンに優るとも劣らない一品でした。
やっと当たりを引いたよ。

残念なのはラーメンがイマイチ。チャーシューが特に頂けません。
ただ、客足は悪くなかったのですよね。失礼ですけれど、外から見る限りではそんなに繁盛しているお店とは思わなかったです。

兎にも角にも、これからチャーハンが食べたくなったらこのお店行こう。
もうほとんど諦めていたところで、この出会いは運命すら感じます。

ワタシが足繁く通うとどういうわけか閉店率が高まる、貧乏神を彷彿とさせるマイナス効果を付与してしまうようなので気を付けたいところです。
気を付けようがないのですけれど、今度こそ気を付けたいところです。