ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

さあドラゴンクエスト11ですよ。ドラクエ8以来、ずっと据え置き型のオフラインで遊べるドラクエを切望していました。
ですから、ドラクエ11はアウトラインが見えた当初から、いやが上にも期待が上がっていましたよ。

ドラクエ10は買いはしたものの、ほとんどやらずに手放してしまいましたが、1〜9は全てクリア済みです。
派生タイトルもいくつか遊んでいて、記憶に新しいところでは、ヒーローズやビルダーズをやりました。

新作なのに懐かしい、という不思議な感覚を味わっています。システムも世界観もキャラクターもテキストもただただ懐かしいです。
そしてやっぱりドラクエはターン制のコマンドバトルが楽しいなー、と改めて感じました。
このお馴染みのバトルシステムを含め、安心感が振り切っています。

加えて、地味だけど着実にストレスフリーに貢献している親切設計が嬉しい。
例えば近付くだけで簡単なコメントを表示するキャラがいるのは、片っ端から話し掛けたいプレイヤーにはたいへん有り難いです。

キャラが少なくてスカスカな町になってしまうのは寂しいですが、膨大な数の住人全てから聴取して回るのも楽ではありません。
こういうプレイヤーの心理を先読みして予め対策が取られているところなど、ドラクエシリーズは一貫して高い水準にあると思います。

まだまだ序盤ですけれど、新しい要素を取り入れつつも、これまでのドラクエの色んなイズムを感じさせるゲームに仕上がっているように思いました。楽しい。
先を急ぐ逸る気持ちと、隅々までじっくりと見て回りたいという希望の二律背反に悩まされながらも、なるべくゆっくりのんびりとプレイしていきたいところです。