裏ボス撃破まで終えました。終えてしまいました。本当はもっと時間を掛けてやりたかったけれど、がまんできなかった。
本編クリアまででも十分に心が満たされておりましたが、真の結末を見届けた今はその思いがより強く大きくなっています。
かなり高い期待を胸にプレイし始めたにもかかわらず、その期待を軽々と超えて下さいました。
ドラゴンクエストが好きな人たちが、ドラゴンクエストが好きな人たちに向けて作った、ドラゴンクエストが好きな人たちは勿論、ドラゴンクエストをまだ知らない人たちでもきっと楽しめるドラゴンクエストではないでしょうか。
ちなみに裏ボスと戦ったメンバーは、主人公以外は女性で占める、図らずもハーレムパーティーでした。
以前はロウを加えて、セーニャと共に回復役2枚の手堅いパーティーを組んでいたのですけれど、レベルを上げて、装備もそれなりに整えた今ならもっと攻撃的なメンバーでもやり合えると考え始めた終盤のボス戦はこのパーティーが基本になっています。
こういうパーティーメンバーの人選をはじめ、ドラクエ11の進め方はプレイヤーによって全然違うでしょうね。
ワタシは効率より好みよりイメージ重視で、要はパッケージなどのイラストそのままの武器を選んでいました。
ストーリー上の戦いはこれで全て終わり、クエストや試練、メダルスタンプ帳、ボウガンなどは完遂しましたが、まだ大修練場の最終試験の完全勝利には程遠い状況です。
ワタシの性格上、目標を失うとモチベーションを維持できないので、敢えて残しておいているところもありますけれど、以前に挑戦した最終試験はどう戦ったら少ない手数で勝てるのかさっぱり分からないくらい、勝つだけでやっとの内容だったので、もっともっと鍛えねば。
それに後半から進行スピードを上げてしまったため、まだ戦っていないザコモンスターがかなり居るはずなので、これは片っ端から出会っていかなければなりません。
もっと言えば、人々に話し掛けることも最小限にしちゃっていたのが悔やまれますね。展開が進むごとにモブキャラの台詞も目まぐるしく変わるので、これだけはもう回収できまい。ドラクエはテキストを読み漁ることも醍醐味の1つなのに。せめて今から読める分だけでも読み尽くしたい。
あと全メンバーに最強装備やおしゃれ装備を与えたり、れんけい技も一部しか見られていないですし、カジノだってまだ全然です。ウマレースの「ふつう」は一通りクリアしましたが「むずかしい」はダメかも…。
そう考えるとなにも終わっていませんね。まだまだ遊べるじゃないか。
それにしても終始楽しかったですね。序盤はなにもかもが楽しくて、中盤は仲間に出会ったり、新しい技を使えるのが楽しくて、終盤は物語りが佳境に入って楽しくて、かなり長い時間遊んでいるにもかかわらず、ここまで全然モチベーションが下がらなかったのがすごい。
そしてたぶん、子供も楽しめるゲームであろうことが更にすごい。
大人の心を鷲掴みにする作品は、得てして子供には理解してもらえず、その逆もまた然りだと思うのですが、ドラクエ11は幅広い層が楽しめ、尚且つとても強い印象を残すゲームになっています。
また1つ、ゲームの歴史に名を残す傑作と出会えたことに感謝。
それが30周年を迎えたドラクエシリーズの最新作であったことに重ねて感謝。