フォートナイト バトルロイヤル

フォートナイトを少しだけ触ってみました。
どんなゲームかと申しますと、TPSスタイルでオンラインの100人と戦い、生存可能な範囲が時間経過と共に狭まる中、最後まで生き残った者が勝利するバトルロイヤルです。

作品のお話をするに当たって、無関係な他作品の名前を挙げるのは非常に気が引けるのですけれど・・・PUBGと酷似しています。と言ってしまうのが最も伝わり易いでしょう。
ルールもほぼ同じ。異なるのは遊び易さと、1つ大きな独自ルールを盛り込んでいること。

PUBGはSteam、つまりPCゲームですね。世界的な大ヒットを記録しているゲームで、ワタシはオンラインゲームが苦手な上、Steamのゲーム環境も不十分なので未プレイですが、日本で流行り出した頃にプレイ動画をいくつか拝見して知ってはいました。
Steamが身近な人にとっては知らない方がおかしいくらいのタイトルでも(あくまでもワタシの私見ですけれど)PC離れが叫ばれている日本ではあまり馴染みがなく、ハードルが高い環境を求められるゲームと言えるのではないでしょうか。(Xbox One版もありますが、シェア率の低さから大きな変化があるとは言い難いです)

その点、フォートナイトは日本語化を機にPC版だけでなく、PS4版もリリースされ、それもバトルロイヤルモードに関しては無料で遊べてしまいます。しかもPS4でオンライン対戦を利用するのに、多くの場合必要となるPS Plusも不要という厚遇ぶり。
フォートナイトは全く知らなかったタイトルでしたけれど、欧米ではたいへん人気らしく、オンラインゲームはあんまり興味がないワタシでも、ここまでお膳立てされては少しくらい試してみようという気にもなりますよ。

フォートナイト独自のルールとしては、標準装備でつるはしを持っており、クラフトを活用して戦いを有利に進めることができます。
ワタシは全然上手く扱えていませんが、他の人のプレイを見てみた限りでは、壁を作ってこちらの射撃を防御していましたね。

それと安全を確かめたはずの家屋の上階からいつの間にか他プレイヤーが現れたのも、もしかしたらクラフトを利用していたのかもしれません。チーム戦だとちょっとした要塞を築いて応戦していました。
ただでさえ慣れないバトルロイヤルものなのに、(自分は使いこなせない)クラフトという特殊能力を自在に扱う敵を相手に立ち回らなければならないのは骨が折れますね。

半面、日本語版が配信されたばかりでワタシ同様、初心者が多いのか、1人や2人なら倒すこともそう難しくはない印象ですね。キルを取れたらちょっと嬉しい。
同じようなルールのPUBGは倒したプレイヤーの数が多ければ勝てるというわけではないゲームなので、フォートナイトも運が良ければ或いは、などと夢を見ることくらいはできそうです。

今はセオリーが全く分からないが故の戸惑いと緊張感が大きく、楽しむ余裕はありませんが、こういうゲームにハマっちゃう人たちの気持ちも解らないでもない気はします。
展開が早い上に、下手は下手なりに小さな目標と根拠のない自信を胸に、次はもうちょっと上手くできるのではなかろうかとリプレイ性が高いところがいいなあと思いました。

正直なところ、ワタシ向きではないゲームだと感じてしまいましたけれど、好きな人は何時間でも遊べることでしょうし、それが無料とは恐れ入りますね。
無料のゲームに対して欲が過ぎるとは思いますが、武器の良し悪しはおろか、アイテムの利用法やクラフトの使い方もさっぱり分からないまま、実戦の中で覚えていかなければならないので、チュートリアルや練習モードがあったら良かったなあ。