念願のテレビを買いました。シャープの4T-C40BJ1という40型液晶テレビです。
これまで使っていたのが2006年発売の42型プラズマテレビでしたので、同じテレビとは思えないくらい何もかも違います。
ずーっとテレビを買い替えたいと思っていたのです。
2006年発売のプラズマテレビですから、4Kどころか今や当たり前の規格や機能にも対応していなくて、悔しい思いをしていたのですが、PS4 Proを導入した辺りから、それらへの不満がより大きくなりました。
決定的だったのが、ホームシアターを接続している光デジタル端子からの信号が途絶えてしまい、HDMI経由のレコーダーやゲーム機には影響がないものの、リアルタイムでテレビを見たい(且つホームシアターから音を出す)場合はレコーダーをいちいち起動せねばならず、これは面倒過ぎるぞと決心しました。
なお、現代の規格ではARCとやらに対応しているHDMI端子であれば、光デジタルケーブルに頼らずともホームシアターと連動して起動・操作できます。便利。
この機種に決めたのは回転式のスタンドが標準搭載されていたことと、使うことがほぼ無い予定の内蔵スピーカーがすっきりとデザインされていたこと。
ほぼ選択肢はありませんでした。もう少し回転する範囲が広ければなお嬉しかったな。
これまで古いテレビを処分する手間を惜しんで買い替えを先延ばしにしていて、実際にテレビの入れ替えはそれなりに大変でしたが、ここらでやっておいて良かったです。むしろ遅過ぎたかも。
まず重量が違います。新しい40型液晶テレビが16sほどなのに対し、42型プラズマテレビは40s。画面サイズはあまり変わらないのに、最早別物としか思えません。
枠とスピーカーの面積も大幅カットされたので、見た目もだいぶすっきりしました。
40型と42型ではサイズダウンはほとんど感じませんし、ゲームをやっていて気付いたのが、モニターは大き過ぎてもプレイに支障があるな、と。画面サイズが大きいと、隅っこのゲージなんて見てる余裕が無いのです。
小さ過ぎても映像の見応えが乏しくなりますので、総合的には40型がベターという結論が出ました。45型辺りまでは置けそうだったので、少し迷ったのですが・・・。
画質は申し分なし。店頭で他の機種と見比べた時はやや白っぽく(色味が薄く)感じたものですけれど、あまり不自然にコントラストが高いのもイヤなので、これが本来の色に近いと信じて問題にしないことにしました。
ましてや、2006年のテレビとは比較にならないくらい綺麗に映ってくれますから、進化しか感じません。映像の明度設定をデフォルトより暗めにして丁度いいことにも驚きました。プラズマは映像が暗いとは聞いていたけれど、こうも違うのか。
戸惑ったのはHDMIの設定。非対応の機器と接続した時に問題があるのか、デフォルトではストッパーが掛かっておりまして、この設定を替えないとPS4 Proなどは最高の性能で映すことができません。
テレビ側はその必要があることを承知していたのですが、サウンドバー(ホームシアター・アンプなど)でも同様であることに気付かなくて、当初はHDRやRGBが選択できない状況でした。
これ半日くらいGoogle先生に詰問していましたよ。テレビとPS4を接続しているソニーのHT-CT790というサウンドバーの設定を見直す必要があることになかなか思い当たらなかったのですよね。
シャープでは「HDMI対応信号モード」で「フルモード」に、ソニーでは「HDMI信号フォーマット」で「拡張フォーマット」に変更することで解決します。いやー、勉強になりました。
それにしても、現在のテレビの価格破壊ぶりはお得感を通り越して心配になってしまいます。
先代テレビの1/3くらいで買えてしまいましたよ。
しかも店頭では40型台なんて中型サイズ扱いで、50型60型以上のテレビが所狭しと並べられています。
一般的な家庭であのサイズを置けるスペースなんてあるのでしょうか。そして、60型辺りでもお値段的にはそこまで手が出ない金額でもないのがまた哀愁を誘います。