4T-C40BJ1 その2

テレビが新しくなったのが嬉しくて、あれこれと映像調整してベターな設定を探しています。

こういうのは見慣れたらそれまでなので、最初が肝心ですし、買って間もないこの時期くらいしかやる気が起きません。

まず「アクティブコントラスト」はシーンによっては必要以上に画面を黒くしてしまうようなのでオフに。

「明るさ」は部屋に合わせて適度な値に。
ワタシの場合は部屋が暗めなので、ややマイナス方向に振るのが適正値ですね。

HDRはまた設定が異なるようで、こちらはSDR(通常)の時より少し明るめが良さそう。
全体的に明度が不足しているように見えるので「HDRガンマ」はプラスに振っておいた方がいいみたい。

部屋の明かりによってテレビの見え方も違うはずですから、これがベストという設定など無いのですが、「AVポジション」は「標準」。
本当は見るコンテンツに合わせて「AVポジション」をその都度変えた方がいいのでしょうけれど、さすがに面倒臭いですからね。

「色温度」はデフォルトでは「高」に設定されていますが、これは「中」・「中‐低」・「低」辺りにした方が実際の色に近そうですね。
ちなみに「高」に近いほど青っぽく、「低」に近いほど赤っぽくなります。日本人は青っぽい映像を好む傾向があるとか。ワタシは「中‐低」にしました。

あとは「映像レベル」、「黒レベル」、「色の濃さ」を程々に変更。
ここは見るコンテンツによって適切な値が違っていて、未だにこれという設定が決まらず、プラスマイナス1単位で微調整してます。

面倒臭かったら「アクティブコントラスト」をオフにして、「色温度」の設定を見直して、「明るさ」を調整するだけでもずいぶん違うはずです。
あと「HDRガンマ」も+1は欲しいかな。


ちょっと残念なのが視野角の狭さ。やや変化が大きいです。
この1つ上のサイズ(45型)だとそんなことなかったのですけどねえ。バックライトか何かが悪影響しているのでしょうか。
ワタシはテレビを見る定位置があるので、それほど問題にはなりませんが、リビングなどに置いて様々な角度から見る場合は気になるかもしれません。

※追記
「リビングビュー」がより変化を大きくしている気がします。
視野角があまり広くないことは確かだけど「リビングビュー」をオフにすれば、不自然な見え方は軽減されるっぽいです。

それから、HT-CT790というサウンドバーをARCを利用して接続しているのですが、TV以外の入力(入力1・入力2など)のまま電源を落としてしまうと、次に電源を入れた時にHT-CT790がフリーズすることがちょくちょくあるみたいです。
HDMI&光デジタルケーブルで接続していた時はそんなことなかったので、ARCの動作にHT-CT790が付いて行けないのかもしれません。

HT-CT790のフリーズ自体はまれにあったのですけれど、ARCでは発生率が激増しました。
それ以外にもARCは動作が安定しないという話も聞くので、従来のケーブル2本接続に戻すことも視野に入れています。


総評としては、画質のみを重視するならベストな選択肢とは言えないかもしれませんが、回転式のスタンドは現在では貴重な存在なので、設置場所の条件次第では有力な選択肢になると思います。
そうは言っても、10年以上前のテレビからの買い替えではさすがに機能・性能は元より、経年劣化は避けられませんから、発色も解像度も明らかに新しいテレビの方が優れています。

ここ数年で古いテレビで見てきたありとあらゆる映像をこのテレビで見直したいくらい。