閃乱カグラ SHINOVI VERSUS その2

トロフィーのコンプまで終わりました。
やっぱり戦闘が辛いですね。初戦で凶悪な戦闘力の相手とぶつけるのはやめてほしい。

最初の数回の戦闘でこれはまずいと悟ってから、それなりに鍛えながら進めていましたので、敗北こそ滅多にないものの、どうしても作業的になってしまいます。率直に言ってあまり楽しくない。
絶・秘伝忍法も数えるほどしか試せませんでした。切り札と言うより、余裕のある時に余興として繰り出すって感じです。

難易度がやや高いというのもあるのですが、それに加えてシステムの粗が多く、EVで感じられた爽快感や快適さがありません。
アクションゲームとしてはSVより圧倒的にEV(一応「PS4版のみ」としておこうか)の方が好き。SVには気軽さが足りない。敵が恐い。

据え置き型と携帯型の違いが大きいとは思いますけれど、戦闘に関してEVとSVは似て非なるゲームに感じました。
やはりVitaで動きの速いゲームは不安ですね。操作性・視認性の悪さはもとより、一部ボタンが軋むよ。

ストーリー面では作品の理解がより深まりまして、それだけでもやってみた意義はあったかな。
SVはチームごとに独立したシナリオで、全体的に明るくコミカルに展開していたEVに対し、予想以上にシリアス寄りです。

総括しますと、最後までやり切ることに躊躇いはなかったものの、EVほど熱中はできなかったな。やはり新しい方が洗練されています。
その分、日常生活に支障をきたさずに済みましたから、上手くゲームと付き合えたと考えるようにしましょう。

EVより先にSVをやっていたら、こうも悪いところばかりに目が向かなかったかもしれませんね。
手を出す順番が逆だったら、もっと素直にSVを楽しんで、EVでの改善に有り難がれたのかも。