Win7⇒Win10

Windows7からWindows10にアップグレードしてみました。
Win7に全く不満はありませんでしたし、むしろこのままWin7を基準としたOSがリリースされていくものと期待していたのですが、残念ながらそうはならず、アップグレードの無料期間も残り僅かとなった今、仕方なくの決行です。

意地になって当代のPCでWin7を使い続ける決断をしたところで、次代ではどうしたってWin10の魔手からは逃れられないのですから、だったら少しでもWin10に慣れておくのが賢明かと、諦めの境地で今に至ります。
聞くところによると1度Win10にアップグレードしたWin7なら、無料期間を終えても再びWin10にすることも可能らしく、それならば試さない手はないと言えましょう。

半月程度触れてみた感想としましては、Win7とは確実に異なるインターフェイスながら、使い勝手をそこそこ近付けることはできそうです。
全く要らない標準アプリとそれらに付随するフォルダーが勝手に加わったのは気になりますけれど、気にしたら負けなんだろうなあ。

確認した限りでは、ここ最近使っていたソフトや周辺機器はそのまま使えるようでした。が、一時的に動作が重くなることもありましたね。
PCのOSをアップグレードしたことがなかったので、どの程度設定を引き継ぐのかさえも不明だったものの、既定のプログラムが変わっていたことを除けば、音量から壁紙から最近使ったエクセルやメモ帳の履歴まで健在だったのは一安心です。

とは言え、Win7ではできたことがWin10ではできないという例も少なからずあったり、モバイル用と思しき設定画面や項目がデスクトップPCでも当然のように見受けられる辺り、まだまだ完成形には程遠いことを感じさせます。
これ今後改善されるのかなあ。全体的に半角になったようなフォントはどうにかしてほしい。

今のところ使い慣れたWin7を手放してまでWin10を使う大きなメリットは感じられません(起動が速くなったのは嬉しい)が、絶望的に使えない、使い難い、とまでは言えないかなと判断して、Win10でのPC生活を続けてみます。
慣れるといいなあ。そしてもっとWin7に近いスタイルになるといいなあ。