GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択

前作の評判の高さは聞き及んでいながらも、移動の自由度が高過ぎてアクションが苦手な自分には難易度が高そうと思ってしまい、結局やらず終いでした。
こちらの2も少し前までは素通りするつもりだったのですけれど、何気なく見てみたニコ生のPR番組で急激に興味を掻き立てられ、今に至ります。

まずはゲーム内容に触れる前に、同梱内容に触れたい。
初回限定盤にはアニメが収録されたBD、サウンドトラックのダウンロードコード、限定衣装のダウンロードコードが特製BOXに入って、お値段そのままで購入できます。

サウンドトラックのダウンロードコードというのが、字面だけではよく分からなかったのですが、お馴染みのコードと同様にPS Storeで引き換えるところまでは同じ。PS4からUSBメモリにコピーができるので、その後は通常の音楽データとして扱うことができます。
あくまでも9曲と本編で使われている楽曲の一部に過ぎないものの、おまけで付いてくるのですから感謝以外の言葉はありません。

さて、肝心のゲーム内容に移ります。
まだまだ始めたばかりで不慣れな点は否めませんけれど、率直に言ってけっこう難しいと感じました。

操作が独特で他のゲームで培った経験があまり活かせず、一から慣れていく必要があり、加えて操作がやや複雑。
チュートリアルがとても丁寧で、それが却って覚えが悪いダメな生徒の様相を呈しています。

ストーリーミッションではそこまで苦戦する場面は出てきていないものの、現時点ではチャレンジミッションは諦めの境地です。
ワタシのスキルでタイムアタックなど、無茶ぶりでしかありません。

非常にたどたどしいプレイで序盤を進めて行った先で辿り着いた、馬鹿でかい空中都市がたいへん魅力的で参りました。
だだっ広いだけじゃなく、密度も高い。ここを自由に飛び回る、もとい落ちまくる快感は筆舌に尽くし難いものがあります。

もう街を観光するだけのゲームでいいんじゃないかな。争いとか野蛮なことはやめようよ。
まあ、個人の自由でクリアを諦めれば、今からでも好きなだけ観光はできるのか。

今は観光と並行してできるプレシャスジェム集めと、トレジャーハンティングが楽しいです。
プレシャスジェムは言わば経験値ですね。トレジャーハンティングは自力で探し当てる他、オンラインで他のプレイヤーが撮影した写真が送られてきて、それをヒントに探すこともできます。
写真から得られる情報より、ヒント経由で探すと大まかな場所の指定と、お宝が近くにあると音が鳴るので、それらの利点が大きいです。

作品としてはとても魅力を感じるものの、ゲームとしてはあまり自分に向いていないかもしれません。
せめて本編をクリアするところまでは、ワタシの拙いゲームスキルでも足りることを願うばかりです。