こちらはコーエーテクモ作品から代表者を選出して無双しようぜってゲームです。
似たようなコンセプトに無双OROCHIというシリーズがありますが、こちらはもっとラフな感じと言うか、お祭り感が強い作風になっています。
参加作品でよく知っているのは、真・三國無双と戦国無双で、他はあんまり知りません。
強いて言えば、DOAX3は昨年かなりの時間を掛けてやっていた気がします。
基本操作はこれまでの無双シリーズとほぼ同じ。
オリジナルのコマンドがいくつか増えたのと、馬呼び(騎乗自体)がなくなったのが主な違いかな。
中にはあんまり戦闘向きじゃなさそうなキャラクターもいますが、それでも予想したよりは使い易いと感じました。
どんなゲームにも多かれ少なかれ言えることですけれど、無双シリーズの序盤って、武器の火力が低い、振りが遅い、技も出ないとあって、その上攻撃範囲の狭いキャラは絶望的に使い難いのですよ。
そのストレスが無双☆スターズではあまり感じません。キャラの数を絞っただけあって、極端に使い難いキャラは居ないようです。
絞ったと言っても、三國シリーズと戦国シリーズのキャラが多過ぎて本作が少なく感じるだけで、本来は30名も居れば十分か。
無双シリーズとしては珍しく、マルチエンド形式を採用していますが、どうしても同じようなことの繰り返しになりがちな無双シリーズには、あんまり向いていないように感じました。
広がりはなくなっちゃいますけれど、三國6や7みたく、ノーマルエンドとトゥルーエンドに分かり易く分岐点を設ける方が良かったんじゃないかな。
良いカード(従来の武器に当たる)が手に入る依頼(ミッション)にかなり手間が掛かる印象で、その依頼の進捗状況は周回で引き継がれないのが更に厄介です。
やり込み要素の1つではあるものの、これを律儀にやっているだけで凄まじい時間と手間が掛かりそう。何かを集める系のミッションが特にイヤ。
従来のレア武器に相当するほど強力でもなければ、たいへん面倒な熟練度上げという作業が控えていることですし、もっと簡単にくれても良かったのではないかと思えてなりません。
中にはやる気を失うには十分な、嫌がらせとしか思えないような依頼もあります。この依頼内容を考えた人は頭がおかしいか、とても疲れていたのだと思うなあ。
これまでの無双シリーズは2週間くらい掛けて一気に終わらせることが多かったのですけれど、今回はのんびりやるつもりでダラダラ進めています。
ゲームの発売ラッシュもようやく落ち着いてきたように見えますしね。