最初のミラーレス

マイクロフォーサーズ1号機にして、最初のミラーレスでもあるLUMIX DMC-G1から約9年の月日を経て、DC-G9が登場しました。
これは興味津々。これまでのパナソニックのカメラで最も惹かれました。

LUMIXのGシリーズと言うと、エントリー寄りのミドルクラスといった印象でしたが、少し目を離している間に上のクラスであるGH5や、オリンパスのフラッグシップE-M1 Mark IIとも張り合えるカメラになっていましたよ。
レンズキットに12-60mm F2.8-4が採用されているところからしても、その本気ぶりが窺い知れます。

現在マイクロフォーサーズのカメラは初代E-M1を使っていて、Mark IIへの乗り換えを検討していたのですけれど、いくつかの部分でワタシの期待を下回り、お値段も予想以上に高かったこともあって、乗り換え先を見失っていました。
今となってはDC-G9がその最有力候補と言えます。

重いこととお値段がやっぱり高い(20万円以上)のがネックですが、これだけのスペックだからと重いのは強引に納得するとして、なるべく早く値下がりすることを願うか。
マイクロフォーサーズでも上のクラスは初値20万超えが定着しつつあるのかなあ。少し前までは10万円台前半ってイメージだったのに。

ただパナソニックのカメラは勉強不足で全くと言っていいほど知らず、馴染みのあるオリンパスやニコンのカメラでは当たり前にできることがパナソニックではできない、やり方が異なる、といったことは十分にあり得るので、実際に触れてワタシが必要としていることが確実にできることを確認してから、改めて欲しがるべきでしょう。

同じマイクロフォーサーズ陣営とは言え、ライバル関係にあるオリンパスに対し、パナソニックはどうしても地味な印象があったのですが、まさかこれほどのカメラを出してくるとは予想していませんでした。
このパナソニックの本気ぶりを見て、巻き返しを図ったオリンパスのカメラを待ってみたい気持ちもあります。