格闘ゲームはあまりやりませんが、パッド(通常のコントローラー)では限界があると感じていたので、気軽に買えるサイズと値段のアーケードコントローラーを探したら、こちらに辿り着きました。
無知なためアケコンの良し悪しなど全く分かりませんし、試用できる機会もないので、フィーリング重視です。
標準的なアケコンと比べると半分〜2/3くらいのサイズで、そう頻繁に使う予定もないし、部屋の中であまり存在感を出してほしくないライトユーザーに向いています。
アケコンはレバーやボタンを好みのものに付け替えるといったことがよく行われるそうなのですけれど、コンパクトサイズでそれができることは珍しいらしく、標準装備のレバーやボタンが気に入らなくてもカスタマイズできるという強味があると言えそうです。
気になったのは、タッチパッドボタンが存在しないこと。
格闘ゲームでタッチパッドボタンがないことがどういう意味を持つのかもよく解っていないものの、搭載していないくらいですから、格闘ゲームにとっては必須というわけではないのでしょうか。
肝心の使用感ですが・・・複数のボタンの同時押しが簡単にできるようになったり、パッドでは難しかった不意のコンボ(自力では出せない)が出るようになった一方、コマンド入力が雑になったのか、パッドでは失敗する方が珍しかった簡単なコマンドさえ、アケコンではなかなか出せなくなりました。
パッドでできなかったことがアケコンでできるようになったこともあれば、その逆もあります。総合的には下手になりました。キャラがすごく暴れる。
ただ、格闘ゲームはゲームセンターでも全くと言っていいほど遊んでこなかったので、アケコン自体に慣れていないというところが大きいのではないかと思います。
その昔買ったアケコン(たぶんこれが最初の1台)では目覚ましいほどの操作性の向上が望めたので期待値が高かったのですが、よくよく考えたら当時のパッド(初代PSかSSだったと思うのですが)はアナログスティックが搭載されていなかったから、今のPS4より違いが大きかったことを失念していました。
結論としては、まずはアケコンに慣れなくちゃお話になりませんね。
そんな未熟な状態で迂闊なことは言えませんけれど、ボタンの遊びが大きく、押した時にこすれているのか、あまり聞いていて気持ちの良くないノイズが聞こえるなど、全体的に作りの安っぽさを感じたのが引っ掛かりました。その点は値段なりなのかなあという印象です。(高品質のアケコンを知っているわけではないので、あくまでも素人視点です)
コンパクトサイズとは言え、専用コントローラーを導入してまさかここまで後退するとは思わなくて、やや気落ちしていますが、折角買ったのですから慣れていきたいなと思うところです。
しかしながら、今週とてもとても楽しみにしていたゲームソフトの発売が控えているので、格闘ゲームはしばらくお休みかなあ。