真・三國無双8

いきなりお詫びと言い訳。
無双シリーズには強い思い入れがありまして、かなり長い所感(いつもの3倍くらいの文字数)を書いていたのですが、そんな時に限ってサーバが落雷で故障したとかでデータが消えたそうです。

このゲームの概要ですとか、これまでのシリーズとの違いにも触れていたのですけれど、公式サイト等でも分かることですし、さすがに同じ内容の文章は覚えていなければ、同じことを書く気力もないので、後半に並べていた個人の感想だけ、短めにまとめたいと思います。
落雷じゃ仕方がないとは言え、よりによってこのタイミングで落ちるかね。


気を取り直して・・・
長年掛けて定番化していたシステムをここまで変えてきたことには感心させられましたし、そのチャレンジ精神は尊重したいと思います。
ですが、ワタシのように従来のシステムに不満を持っていなかった(誤解を恐れずに言えば、毎回リメイクするつもりで部分的に進化してくれるだけでも嬉しかった)者としては、変えるからにはそれだけ説得力のある真・三國無双を見せて頂きたかったのですけれども、残念ながらその域にまでは達していないと感じました。

最初に選べる操作キャラクターがたったの3人(全90キャラ+α)だったことに出鼻を挫かれ、初めはなにをしたらいいのか分からない、と言うよりはなにをしたら自分にとってプラスになるのかが分からないので、前進した手応えがなく、面白さもよく解りませんでした。
オープンワールドの採用で何かと広くはなりましたが、その分、大味になったとさえ感じてしまいます。

そこで任務(ストーリー)をクリアするだけではなく、解放できた別のキャラでストーリーモードをクリアしてみたり(張角は簡単にエンディングに到達できるのでおすすめ)、フリーモードで自分の好きなキャラで任務を無視して好き放題やってみたり(弓矢による狩りは良い武器を手に入れる近道になります)、そのためにストーリーモードを進めて、より選択の幅を広げられるようにするといったスタイルに切り替えたところ、少しずつ三國8のうま味や面白さが理解できてきました。

今ではこんな無双シリーズも良いんじゃないかと、最初の数時間に比べれば遥かに好意的に捉えられるようになりました。
まずはやれるところまでやってみようと思います。何と言っても全キャラ分のエンディングがあるそうですから(今のところ呂布と張角だけクリア)全ては難しいかもしれませんが、自分が納得できるところまではやってみるつもりです。