こうも楽しい気持ちと苦しい気持ちが同居したゲームもなかなかありません。
基本的にはとても面白いのに、一部ミッションが苦手過ぎて辛いです。
今のところ、最初に重点的に進めたジョンの支配地区は一通り終わり、その後に並行して攻略していったジェイコブとフェイスの支配地区もボス戦間近といったところ。
ワタシはこのゲームに限らず、できるだけ強く鍛えた上でボス戦に臨みたいので、サイドミッションやプレッパーの宝(宝探し)などのやり込み要素をやりつつプレイしているのですけれど、それでもストーリーを進めるための条件をじわじわと満たしてしまいます。
この分だとストーリーミッションだけを進めるプレイでは、当初の想定よりは早くクリアできてしまうかも。
それでも決してボリューム不足とは思いませんが、寄り道プレイに対して消極的ですと少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
3つのエリアの中で特に印象的なのはフェイスの支配地区。
演出が神秘的ですらあって、薬物を扱っている背景を考えると非常に胡散臭く、他のエリア以上に不気味で、主人公であっても正気を保っていられるわけではないことが想像されます。
何より主人公を拉致しないし、強制イベントが面倒臭いルールの戦闘じゃなくてほぼムービーイベントで言うことなしです。こういうのを待っていました。
ここまでプレイしていくつか気になったことがありまして、例えば不意の武器交換です。
多くの動作を□ボタンの長押しに当てているせいで、アイテムを拾いたいだけなのに、落ちている武器と手持ちの武器を入れ替えてしまうことが何度もありました。
ゴリゴリにカスタマイズした自慢の武器がいつの間にか雑魚兵士御用達のアサルトライフル(未カスタマイズ)に成り代わっていたりするのですよ。油断しているとメイン武器があっさりと行方不明になります。
一度取得した武器はショップに行けば回収できるシステムなのですけれど、ミッションの最中ですとどうしようもないですからね。敵の猛攻を受けている時にそんな目に遭うと本当に焦ります。
落ちてる武器を使うことなんて中盤以降はほとんどなくなるでしょうから、ボタンの割り振りにはもうちょっと配慮が欲しかったです。
それと再開地点になるチェックポイントの設け方。
やたらと前まで戻されてしまうこともあれば、見なしクリアとばかりに少しだけ先まで進めてくれることもあり、尚且つ同じような場所でゲームオーバーになっても再開地点に違いがあるなど、統一感に欠けていました。
バグもいくつか遭遇しまして、特に混乱させられたのが、次元の狭間に落ちてしまうタイプです。
まれにではあるものの、突如謎の空間に落とされ、ゲームオーバーを強いられます。恐いです。