パーティープレート CRK-A100

タイガー魔法瓶のコンパクトサイズなパーティープレートです。
グリルプレート(別売)のセットを買ってみました。

以前はもっと小さなグリル鍋やIH調理器などを使っていたのですけれど、前者は小さ過ぎてケースによっては使えないこともあったり、後者は準備と片付けが少し手間だったりで、この間を埋める道具をと探したところ、行き着いたのがCRK-A100でした。

この手のコンパクトなホットプレートは平たい鉄板と、たこ焼き向けの穴がいっぱい空いている鉄板(ボールプレート)が標準で付くことが多い印象ですが、こちらは深鍋が標準セットとなります。
2〜3人分相当の鍋料理くらいならこれで十分できそうです。また、少し深さがあるおかげで、食材が飛び散り難いのも助かりますね。

ワタシは家でたこ焼きを作る習慣がなく、ボールプレートが必要になることはまずないので、使い勝手のいい深鍋と、オプションで鉄板が選べるのは理に適っていると言えます。
深鍋でも焼き物はできるでしょうが、やっぱり焼肉やステーキは鉄板で焼きたいですよね。

まだ数回しか試せていないものの、火力も申し分なければ、熱に偏りもなく、たいへん満足な品です。
作りもしっかりしていますし、このサイズのホットプレートに求める役割りはきっちりこなしてくれそうな頼もしさを感じます。

一押しポイントは、深鍋&プレートと本体との間に零れ落ちた食材などが入り込み難い構造になっていること。
内部に入った食材がヒーターにくっ付いてしまうとお掃除が大変ですからね。この点がしっかり考慮されている辺り、さすがはタイガー魔法瓶製だと唸らされます。

強いて欠点を言えば、ホットプレートとして見ると少し高さがあるので、収納するのにそれなりのスペースが必要になることでしょうか。
個人的な話で恐縮ですが、高さがネックになり、収納スペースを作るのにかなり苦労させられました。あくまでも基本は鍋なのだから仕方がないと受け入れるしかないですね。

あと深鍋には取っ手が付いているのですけれど、本体やプレートにはないというのは評価が分かれるところかもしれません。
取っ手があると持ち運びに便利な一方で、洗う時にはシンクが狭いと邪魔だなーとも思うので、取っ手はメリットもデメリットもありますね。
個人的な好みで言えば、本体にこそ取っ手が欲しかった気はします。

深鍋&ホットプレートとしては申し分なく、価格面も他の類似品と似たようなものなので、サイズが用途に合うのなら不満らしい不満が見当たらない代物です。

ワンドア冷蔵庫

6年ほど前に個室用に購入し、今やなくては困るワンドア冷蔵庫です。

敢えて使用感丸出しで写しました。ちなみに、右側で見切れているのはテレビです。スペースの都合で強引に置いています。

一般的な家庭用の冷蔵庫しか使っていない人はピンと来ないかもしれませんが、ワンドアの冷蔵庫(直冷式)のほとんどは霜取りを自動で行うことができないので、そのまま放っておくと庫内が氷だらけで悲惨なことになります。

ですが、こちらは霜取り用のボタンが設置されており、手動の霜取りとしては短時間且つ簡単に霜を除去することが可能です。
スペース的に2ドア以上の冷蔵庫はまず置けないので、非常に助かっています。

ところが、そのボタンがポロっと取れてしまったのが1年ほど前のことになるでしょうか。その瞬間は血の気が引きました。
幸いにも、かつてボタンがあったポイントを指で無理くり押し込むと、どうにか霜取り機能は働いてくれるようで、操作性が犠牲になっただけで延命を図れました。

そしてつい最近、温度調節用のダイヤルまでポロっとしてしまいました。
これまた幸いにも、恐る恐るはめ込んだら一応は固定され、そのままダイヤルを回すと温度調節をしているような挙動を確認できたものの、冷蔵機能以外のところで劣化が進むとは想定外でした。

もう東芝では同様のモデルは取り扱っていないようで、それどころか全メーカーを見渡してみても、このサイズで且つ霜取り機能(手動)が備わっている機種は極めて珍しいらしく、この冷蔵庫がいよいよ続投不可となったら頭を抱えることになりそうです。

かと言って、もうワンドア冷蔵庫がない生活に戻れると思えない。
庫内のレイアウトも理想に近く、致命的な事態に陥らない限り、使っていきたいとは思うのですが・・・。

牙突

先日、誤って自分で自分の目を指で突いてしまいました。

起きてしまった被害がどうこうというよりも、何も障害がないところでダメージを負ってしまったこと自体が情けないし、老いを感じます。

痛みは感じなかったものの、一週間くらい経過しても充血が一向に納まる様子がなく、仕方なく眼科のお世話になってきました。

幸い、視力に影響するようなダメージでもなければ、眼球にも傷はなく、炎症を起こしただけとの診断で、今は目薬を点眼しながら回復を待っているところです。

症状は軽度で胸を撫で下ろしたのですが、念のためにと行った視力検査で、また視力が下がっていること(今回の一件とは無関係)を思い知らされ、かつては1.0以上の視力を誇っていたはずのワタシとしてはうなだれる思いです。

ラストカット

先日、子供の頃からお世話になっていた美容院に、閉店前最後のカットをしてもらいに行ってきました。

閉店してしまうことは理解していたつもりでも、なかなか実感が持てなかったのですが、最後の仕上げ辺りでようやく「嗚呼、これで最後なんだなあ・・・」と感慨深くなってしまった。

ただでさえずっと本来の料金より安くしてもらっていたのに、最後だということで更に安くしてもらって心の中では号泣です。

なんなら最後くらいは正規の料金をお支払いしたいと申し上げるつもりでいたのに、先手を許して更なるご厚意に甘える結果に。
ただ、断るのも失礼に当たるかなあと、0.8秒くらいの間に考えて、有り難く頂くことに致しました。この御恩は一生忘れません。

長年の間、散髪と言ったらこのお店と決まっていたので、他のお店で髪を切ってもらう想像が全くできません。
カットしてくれるお店自体は近所にいっぱいあるのですけれど、初めてのお店は緊張しそうだなあ。

ニコンのフルサイズミラーレス

先日、ようやくニコンがフルサイズミラーレスをお披露目しました。

かつてニコンが使っていた「レンズ交換式アドバンストカメラ」という独自の呼称を捨てて、今回は「ミラーレスカメラ」と一般のユーザーに広く使われている名称で呼んでいるところからも、ニコンの本気度が窺え知れる・・・と発表前から思っていたのですが、予想以上に高価で重くて、おまけにXQDカードのシングルスロット。ロードマップを見ても、現時点では親しみを感じ難い展開と言えそうです。

写りには相当な自信が窺えますし、個人的にはニコンの一眼レフで慣れ親しんだ操作性がどこまで反映されているのか期待も高い一方で、ずば抜けてスペックが高いというわけでもなく、革新的な機能やバッテリーライフを実現しているわけでもなく、軽量コンパクトというわけでもなければ、価格が安いというわけでもないので、魅力が伝わり辛いというのが率直な感想でした。

大事な第一陣に手を出し易い価格帯のレンズが1本もなかったどころか、ロードマップにさえもそれらしい存在が確認できなかったことで、ワタシなどは首を傾げてしまうところがあります。
ロードマップそのままのレンズが出るとは限らないですけれど、発表済みの35mm F1.8の価格から想像する限りでは、全部10万20万クラスなのかなー、下手したらそれ以上なんじゃないかなー、とは思ってしまいますね。

それから、ワタシとしては(ミドルクラス以上の)一眼レフのマウント部サイドに配置されたAFモードボタンが非常に使い勝手が良く、重宝しているので、これが見当たらないZ6&Z7では、当該の操作をどう行うのかが気になります。
公式サイトを見てもよく分からなかったのですが、カスタマイズできるらしい@メニューに登録する形なのかな。操作性に関しては実機を触って確認したいですね。

いずれにしても、これだけは外せないと考えている、24〜120mmをカバーした標準ズームが登場するまでは(仮に出てきたとしてもしばらく先の話かなあ・・・)、本格的に購入を検討することはないと思いますので、買った人たちのレビューを拝見するなり、一日も早くもっと幅広いユーザーに訴求できるラインナップに発展することを願う日々を過ごすことにします。

マグライト ML300L LED 3D.CELL

3年ほど前に導入したML300L LED 2D.CELL(ブラック)に続いて、ML300L LED 3D.CELL(シルバー)を追加投入しました。

現行のマグライト LEDとしては最も明るく、長く、重い機種になります。

先日、部屋の蛍光灯が不運にも夜中に力尽きまして、蛍光灯を交換しようにも真っ暗なので手元が見えない。たいそう困りました。

当初はLEDランタンを役立てようと思ったのですが、所有しているのが電池を入れっ放しにしておくとそれだけでバッテリーを消費してしまうタイプのため、使用時以外は電池を抜いておかなければならず、電池の充填作業に時間と労力を取られるのが惜しいと、代役として選んだのがML300L LED 2D.CELL(ブラック)だったわけです。

そこでの経験を活かし、電池を入れっ放しにしても消費しないLEDランタンを買うのではなく、上位機種のML300L LED 3D.CELL(シルバー)を買い足そうと誤った判断をした結果が今です。

それでも、幼い頃から大きなマグライトに憧れていたワタシとしては、大満足な代物です。
ただ、個体差なのか、仕様なのか分かりませんが、軽く振ると中の電池がカタカタと鳴るのがやや気になります。(電池が1個少ない2D.CELLの方は無音)

塩水うに

絶望的に美味しそうに見えない写真で残念極まりますが、最高級のウニであります、利尻・礼文島産のエゾバフンウニです。

べちゃっとしていて形は悪く見えてしまうものの、この形を整えるために使われるミョウバンは苦味があり、ウニが苦くて嫌いと思っている人の大半はこのミョウバンの味に引っ掛かっているのではないかと思われます。

こちらの塩水ウニはそのミョウバンを使わないため、正真正銘のウニの味が楽しめる逸品となっています。
しかも、今年の分の漁は終わってしまっているので、もう来年まで食べられません。

ワタシの周りにもウニに苦手意識を持っている人が何人かいまして、1回くらいミョウバンの影響がない、もしくは少ない本物のウニを召し上がって頂きたいと願ってやまないのですが、良いウニは1パック5000円くらいするので、気軽におすすめできないのが悔しいところです。

少なくとも、やけに価格が安いウニに美味しいウニはないかなあ・・・。

HD 599

普段はHD660Sなどを愛用しているのですが、もっと気軽に使えるヘッドホンが欲しいと思い、HD599を買ってみました。
そこそこ音質にこだわりつつも、手頃な価格帯で、ケーブル片出しのが欲しかった。

現在持っているゼンハイザーのヘッドホンは、HD650とHD660S。手放してしまったものの、過去にはHD595も所有していました。

HD650やHD660Sと比べてしまうと、HD599では物足りなく感じるかと思いきや、予想以上によく鳴ってくれる印象です。

HD650やHD660Sと同様に、豊かでありながら聴き疲れし難い量感の低音や、耳に刺さり難い適度に伸びる高音は健在で、いわゆるドンシャリのヘッドホンとは一線を画す音を出してくれます。
低音がやや強めに感じるものの、好みの範囲内ですし、なんなら曲によってはHD660Sより音圧が増して良く聴こえる気がしないでもありません。

ちなみに、ワタシは高音が少し苦手なのか、口コミなどで高音がよく出て綺麗と評判のヘッドホンやイヤホンを試しても、ワタシの耳には刺さってツライということがあるのですが、今まで試したゼンハイザーのヘッドホンでは高音で苦しんだことはなく、ワタシとしては安心して購入できるメーカーの1つになっています。

どうせならより大きな変化を求めて別のメーカーの機種を買い求めることも考えたのですけれど、過去に冒険して何度か失敗していることもあって、今回は安牌を切りました。
その選択は間違いではなかったと思います。

HD650やHD660Sとは違って、開封時から程よい側圧で、この点に関しては圧倒的にHD599に軍配が上がります。(HD660Sは数か月掛けて馴染ませ、ようやくキツイ側圧から解放されました)
音漏れや遮音性は開放型のヘッドホンの特性上、最初から期待してはいけません。誰も居ない静かな場所で使いましょう。

ヘッドホンに5万も10万も出せないけれど、少しだけ奮発してより良い音質のヘッドホンが欲しいという向きにはおすすめできる機種ではないかと思います。

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今年の夏ほどサーティーワンでアイスを買うことは後にも先にもないのではと思えるほど、足繁く通っています。

アイスの中ではソフトクリームが好きでして、これまではサーティーワンは色んなところでよく見掛けるけれど、あまり利用したことがないお店でした。

ところが、この酷暑の毎日です。頻繁にアイスが食べたくなるのですが、さすがにソフトクリームでは味のバリエーションが少なくてすぐに飽きてしまう。

その点、サーティーワンはバリエーション豊富でありがたい。
この夏だけで食べたい味を一通り制覇しそうな勢いです。

むしろ制覇したい。

正しいクレームの心構え

オリンパスと揉めている間、一時凄まじくダウナーになって食欲も失せたことがありました。

オリンパスからの新着メールが着ていないか、メールボックスを確認することすら憂鬱で憂鬱で。
話し合いの終盤になると、まず間違いなく不愉快な内容のメールだと予想できましたから。

クレームと言うと、顧客の方が強い立場で元気がいいイメージがあるかと思いますが、少なくともワタシは苦痛でしかありませんでしたよ。
それもメーカー側が反論して話がこじれると、時間と労力と精神力をゴリゴリ消費します。

周りの人に相談することも考えましたけれど、まずは勉強をすべきだとネットで過去の例などを検索して、そんな中で見付けた「正しいクレームの入れ方」みたいなページを熟読したりしました。
なお、その後、同じオリンパスユーザーである友人に、偏った言い分にならないよう、ありのままを伝えた上で感想をもらったところ、オリンパスの対応に対し「こういう回答はいけない」「会話がなっていない」とワタシと同意見をもらえたことで少し気持ちが楽になりましたね。

話を戻しますと、そのページで目から鱗だったのは、クレーム対応を担当される人は敵でもなければ、(ほとんどの場合)クレームの原因があるわけでもなくて、むしろ助けてくれる人なのだということでした。
自制心で礼を欠くことだけは気を付けようとは考えますが、唯一メーカーで対話ができる人なので、怒りも相まってどうしても敵対心を持って不満をぶつけてしまいがちです。

本当はメーカーの内部に顧客の主張を伝えてくれる人であって、その人の心証を著しく損ねることは自分の首を絞めることに外ならず、その人から厄介なクレーマーだと判断されれば信用を失い、正しい主張も正しく伝わらない恐れもあるとのこと。

とは言え、オリンパスから予想を超えて誠意のない返答が来たときは、クレーム担当者ごと恨みましたねえ。
基本的にオリンパスは都合の悪いことは触れない。こちらからそこを突っ込んだら、曲解して強引に正当性を主張する。という稚拙な手法で押し通していました。

そんな相手を説得する気を放棄したような詭弁を顧客に伝えなければならないクレーム担当者は、さぞ馬鹿馬鹿しかっただろうと同情してしまいます。
知ったような口を利いてしまうと、実際はそんなことを毎日のようにこなさなければならないお仕事なのでしょうし、キャリアが長い人などは人間らしい感情は敢えて殺しているかもしれませんね。

ちなみに、修理されたカメラを送る前に「配送の日時指定は如何致しましょうか?」などと訊かれることはまずないだろうと予想していましたけれど、「発送しました」のご連絡すらなく、ある日いきなり届きました。
最後の最後まで顧客のことを考えられない姿勢は見下げ果てたものですが、これでようやくオリンパスの拙いサポートから解放されたことには晴れやかな気持ちでいられます。他に故障・不具合が出なければ・・・の話ですけれどね。

こんなにメーカーと揉めたことがそもそも初めてということもありますけれど、ここまで一企業に対してネガティブな印象を持つことになってしまうとは思いませんでした。