Windows Updateの乱

1803への大型アップデートをしたら、セキュリティソフトのファイアウォールを認識しなくなったのか、Windows Defender セキュリティセンターがオフになってるぞと警告してくるのが軽く鬱陶しいものの(さすがに通知は切りました)、それ以外はようやく落ち着いた・・・かな。

今年になってからWindows Updateが真っ当に機能しなくなって、更新を完了するために再起動せよと指示してくるくせに、その通りに行動しても更新シークエンスに移らず、ただただ再起動だけするという無為な時間を繰り返していました。
あれこれ試してそれもようやく解消されたと思ったら、今度は1803の更新通知が来て、また面倒なことになりやしないかとハラハラしていたら、案の定KB4284835で引っ掛かりましたよ。

今回はインストールと初期化をひたすら繰り返すというもの。なんと76回も失敗していやがりましたよ。
更新中はPC自体も重くなるので、かなり厄介なケースでした。そもそもWindows UpdateでこんなにPCが重くなってたっけ。

Windows7時代は問題らしい問題も見当たらず、快適なPCライフを過ごせていたのに、Windows10ではマトモに更新はできないわ、大小様々なバグは出るわ、馴染みのソフトを削るわで、もうすっかりワタシの信用は地の底です。

E3 2018

今年もE3が開催され、そのカンファレンスで数々の新作ゲームがお披露目されました。
E3と言うより、ここ最近で情報公開・続報があったタイトルで気になったものをいくつか。

・Fallout 76
・TWIN MIRROR
・Sea of Solitude
・Dying Light2
・Skull&Bones
・THE QUIET MAN
・BABYLON'S FALL
・The Last of Us Part II
・Ghost of Tsushima
・DEATH STRANDING
・Deracine
・JUMP FORCE
・キングダム ハーツIII
・DEAD OR ALIVE 6
・NEOGEO mini【番外】

現時点で気になったというだけで、実際にプレイすることになるかどうかは分かりませんが、タイトル名をざっと書き出してみたらこの数。昨年のE3以上の手応えでした。
と言うか、数が多過ぎて追い切れませんし、いくつか見落としていそう。

2017年は大作、傑作、快作の宝庫で、今後は少し落ち着いてしまうのではなかろうか、などと思っていたのですけれど、まだ半年残っている2018年も、昨年に勝るとも劣らない豊作ぶりを見せていますし、そこに今回の発表ラッシュを加えたら、もうしばらくは安泰かもしれませんね。
もっと言えば、数か月後に控えている東京ゲームショウでまた更に増えますよ、きっと。

色々と目移りしますが、しばらくVRで大きなタイトルがなかったところで、何作か新作発表があったことが嬉しかったです。取り分けDeracineは期待大。
PS VRはヘッドセットがワタシには合わなくて、すぐ後頭部が痛くなるのが悩みどころですので、PS VRのフルモデルチェンジもお待ちしています。

つなビィ 復活

一部のサービスを再開という段階のようですが、ワタシが利用していた範囲ではほぼほぼ復活と言って差し支えない状態まで復旧してくれたようです。

いやあ、長かったですねえ。それだけ深刻だったということでしょう。障害が発生した当日に更新した記事が1つ消えちゃったようですけれど、そのくらいは諦めよう。

つなビィはTwitterをやっていまして、復旧までの間も色々な報告がツイートされていたのですが、こういう場合ってユーザーや時には無関係な人からの批判と罵詈雑言が集まるのが常というもの。

と思っていたのですけれど、今回は純粋に復旧を望む冷静な声ばかりで、まだまだ世の中も捨てたものじゃないと学ばされました。
中には大切な写真を手元に保存していないという人もいましたが、さすがにそれはネットを過信し過ぎではないかと。

それで今後の方針と致しまして、ゲームの作品に関するお話は並行してやっている別のブログに移行することにしました。
ゲームの話題はどうしても長文になりがちで、こちらだとレイアウト的に読み難いのが少し気になっていたものですから、この機会にと一部を除いて転載させて頂きました。

ゲームのお話でもイベント(E3や東京ゲームショウなど)や、発売前のタイトルの雑感などはこちらで引き続き書かせて頂くつもりです。それ以外はあまり変わらないと思います。
どうぞよしなに。

ファミ通 2018.5.24号

前回触れたニコニコ動画のファミ通チャンネルの特典である、電子版ファミ通の最新号のダウンロードコードが届いたので、有り難く使わせて頂きました。
なお、こちらのコードでダウンロードしたファミ通は、配信開始から1週間のみの有効期限付きで、それ以降は読めなくなるようですね。勿論、付属のプロダクトコードは通常のファミ通と同様に利用できるようです。

今週号で個人的に最も目を引いたのは、真・三國無双シリーズと戦国無双シリーズの夢の共演でお馴染み、無双OROCHI3の続報。待望の続編です。公式サイトもオープンしましたね。
歴史ものに興味がないなら、無双シリーズで最もおすすめなのが無双OROCHIシリーズです。中でも無双OROCHI2は特によかった。

それから残念なことに、ここしばらく無双シリーズがパッとしないので、いちファンとしては今度こそ快作を、という気持ちが強いです。(コラボ作品を含めた全ての無双シリーズをプレイしているわけではないのですが)
プロデューサーのインタビュー記事では「これまでの無双シリーズの集大成」と表現しているだけに、期待に副う作品の登場を願ってやみません。

登場キャラクターは三國7 Empと戦国4−Uまでで、三國8や戦国 真田丸の面々は見送られてしまったようですね。
ちょっと残念ですが、三國7のアクション、武器、デザインが好きなので、三國8準拠じゃなくてよかった〜という気持ちの方が大きいです。
それでもプレイアブルキャラは170人にも上るのですから、人数的には十分以上でしょう。

操作は□ボタン連打の後に△ボタンを押す従来の形に統一される模様。
三國5や8でコマンドの変更も試されたものの、従来式が無双シリーズには合っていると改めて思いました。
シンプル操作と爽快感のあるアクションは、無双シリーズのあるべき姿と言えるかもしれません。少なくともワタシにとっては。

それにしても、ファミ通の最新号を毎号読めるのは、ゲームへの興味が高まっている今のワタシには嬉しいですね。
何度か入会を迷ったタイミングがあったのですけれど、もっと早く入るべきだったかも。

GW2018

サクラ大戦の復活が発表されたことを受けて、ニコニコ動画のファミ通チャンネルで、1〜5の全ナンバリングタイトルを10時間ずつ5日間掛けてプレイするというニコ生番組にゴールデンウィークの多くを費やしてしまいました。
ちょっと勿体ない気がしないでもないですが、サクラ大戦を知るきっかけになったと思えば、むしろ贅沢な過ごし方と言えます。

タイトル名とオープニングテーマはあまりにも有名なサクラ大戦ですけれど、ワタシはPS2で発売された1のリメイク作品を少し触っただけという貧弱な経験値です。
それも当時のワタシには難しかったのか、愕然とするほど内容を覚えていません。強いて言えば、ゲームでこんなにハッキリ音声が聴ける時代になったのかと驚いた記憶がありますね。(このリメイクが発売された頃はもうそれほど珍しくはなかったと思いますが)

恋愛アドベンチャーと戦略シミュレーションを掛け合わせたゲームでして、男性主人公が多くのヒロインと仲良くなることを目的とする恋愛ADVパートが各話の前半にあり、後半の戦略シミュレーションパートで敵を打倒するというのが大まかな流れになっています。
バトルは好感度の高いヒロインほどコンディションが良い状態で挑めるルールで、恋愛ADVパートの成果が戦略シミュレーションパートのステータスと上手くリンクしているのですよね。

一見、ギャルゲーの色が強いように感じてしまいますが、どちらのパートもそれ単体で1つの作品として成立するくらい仕上がっていて、そんな完成された異ジャンルがフュージョンして面白くならないわけがありません。
これだけ作り込まれたシステムに加え、ストーリーもキャラクターも魅力的で、いやにクセになる作風の中、時に笑いを誘い、時に涙を誘う、上質なエンターテイメントです。これは人気シリーズになるのも頷けると納得させられた5日間でした。

これでサクラ大戦を知った気になってはいけないと、ワタシにしては珍しく旧作にも興味津々なのですけれど、惜しむらくは、現行のハードでサクラ大戦の本編を楽しむには、PSPの1と2が1本のソフトにまとめられたタイトル(DL版)をVitaでプレイする以外に方法はなく、3〜5はプレイ環境を揃えるのが困難な状況です。
できれば現行機向けに移植、更に欲を言えば遊び易くリメイクされたら、是非とも遊んでみたいと思わせるシリーズでした。

本当はニュートラルな気持ちで触れるのが1番なのでしょうが、この番組のおかげで新サクラ大戦への期待はだいぶ上がってしまいましたね。
新作がどのプラットフォームで発売されるのかはまだ分からないものの、現行機ではPS4なら大歓迎。Vita、3DSならちょっと残念だけどまあ良し。持っていないSwitchだとしてもハードごと買わせて頂きたいです。
それ以外のプラットフォームだと悩ましいなあ・・・。まずはコンシューマであることを切に願います。

なお、こちらのファミ通チャンネルの番組は、一部有料会員向けの配信でしたので、一般会員はタイムシフトを見ることができません。ワタシはずっと気になっていたので、この機に入会しました。
少しお高めですけれど、電子版ファミ通の最新号がダウンロードできるコードが毎号もらえるので、トータルで見ればかなりお得かと思います。

この番組では一定時間ごとにチャンネル会員枠を設けて、非会員は一部だけ見られない時間があるという構成だったのですが、サクラ大戦4のめちゃくちゃ良いシーンで会員枠に移行するタイミングがやってきてしまった時、ファミ通スタッフさんの英断と、多くのチャンネル会員の了承のもと、ここはみんなで見ようという流れになったシーンは、ゲーム内の感動的なシーンも相まって、この番組のハイライトとして強く印象に残っています。

ネット上にもまだこんな柔軟さと温かな空気が残っていたのかと嬉しくなったひと時でした。
サクラ大戦には勿論、大型連休に仕事とは言え、毎日10時間、トータル50時間も配信して下さったファミ通さんにも感謝。

Xperia XZ Premium SO-04J

約4年ぶりにスマホの機種変更を行いました。
ガラケー時代からだいたい2年そこそこで替えていたので、同じ機種を4年も使い続けたのはたぶん初めてじゃないかと思います。
それだけ不満を覚えることが少なくなったとも言えますし、新しい機種への期待感が薄くなったとも言えますね。

新しい機種はソニーのXperia XZ Premium SO-04Jにしました。たまたま縁がなかっただけですが、ソニーのケータイを買うのも初めてです。
当初はこの後継機を有力候補として考えていたのですけれど、どうやらイヤホンジャックが廃止されるらしい(現時点では確定したという情報はありません)と聞き、それだけは我慢ならんと心を決めました。

今後どのような流れになるのかは分からないものの、個人的にはイヤホンジャックを廃止するのが当たり前にはなってほしくないです。ワイヤレスにして音質や安定性が向上することはまずないですからね。
それに仮にも音響メーカーであるところのソニーがイヤホンジャックを廃止してしまうのは違和感を覚えます。常にポタアンを使うべきだというストイックな意思の表れだとしたら痺れますが、さすがに全ユーザーに求めるにはハードルが高過ぎるでしょう。

ワイヤレスのオーディオ機器も幾つか持ってはいるのですが、あんまり使っていないというのが現状でして、わざわざ音質と安定性を落としてまでワイヤレス化する意義が見えません。
なので、端子が存在し、且つ欲しいと思える機種を確実に買える今の内に買っておきたいという考えが機種変更の後押しになりました。

もう1つ、現在では消滅してしまった契約プランに加入していたのですけれど、月々のデータ量も支払いもちょっと過剰だなと感じていまして、機種変更を機に適切なプランに変えたいなと思ったこともありました。
現在はWi-Fiが使えるところが増えて、たいへん便利な世の中になったものです。ところによっては通信が安定しなかったりもしますけれどね。

同じAndroidつながりで、少し前にタブレットPC(MediaPad M3 Lite 10 wp)を購入しまして、4年ぶりの新しいスマホとは言っても、あまり新鮮味がないというのが正直なところです。
各スペックは当然4年前の旧スマホとは比べるべくもなく、すばらしく進化しているものの、処理能力などは旧スマホでも特に不満は感じていなかったのですよね。

敢えて旧スマホより悪くなったところを並べると、本体が大きく重くなったこと。要らないアプリが増えたこと。・・・この2つは覚悟の上でしたから、まあ仕方なし。
更に、充電完了を示すLEDの点灯が曖昧になったこと(MediaPad M3 Lite 10 wpと同じ)。同じメールアプリを使っているのに、設定項目が減って以前と同じ使い方ができなくなってしまったこと。
それから、ボタンに指が触れ易くなったため、誤操作が増えそうだという点ですね。個人的にはどれもけっこう痛いマイナスポイントですが、不要アプリ以外は慣れるしかないですね。

ワールドタンクデフォルメ6

海洋堂のカプセルシリーズの1つであります、ワールドタンクデフォルメの第6弾です。
第5弾はパスしてしまったので、かなり久しぶりに回しました。

今回は第1弾に続く、ドイツ機甲師団編2というテーマで、ラインナップは38(t)軽戦車、W号戦車H型、V号突撃砲F型、ヘッツァー軽駆逐戦車の4種、それぞれカラーリングが2タイプずつの計8種展開です。
偶然か必然か、大洗女子学園の所有車輌がずらり。それも全て戦車で占められているのが嬉しい。このシリーズ、戦車以外がラインナップされていることも少なくなくて、ワタシとしてはそちらはあまり食指が動かないのですよね。

カラーリングにこだわりはないので、4種類の車輌が揃えばノルマ達成、という条件で回したところ、ヘッツァーだけなかなか出てくれず、その間に他の車輌は色違いまで揃ってしまいました。
と言うか、いくつかダブりました。今回は他の3種が立て続けに出てくれて、序盤は楽勝ムードを感じていたのに、結果だけ見ればけっこう荒れましたね。残念。

今後もシリーズが続くのかは分かりませんが、まだソ連の車輌が1つも出ていなかったはずですので、そろそろお願いしたいなという気持ちがある一方、キリがないのでいい加減お終いにしたい気持ちも少し。
そろそろ妥協と我慢を覚える時期に来ているのかもしれないと、今回の苦戦ぶりで考えさせられました。あともう収納する場所ないです。

HD 660 S

ゼンハイザーのHD660Sを購入しました。
先代に当たるHD650をとても気に入っているため、その後継機として登場したHD660Sは非常に気になる存在でした。

見た目がHD650からあまり変わっていませんし、そういうレビューも目にしていたので驚きはしませんでしたが、HD650譲りの側圧の強さです。
このままですと少し頭が痛いので、ディッシュの箱などに挟んでしばらく置いておくのが良いでしょう。この通過儀礼はHD650でもやりました。これが馴染むと絶妙な付け心地になるので成熟するのを待ちましょう。

HD650が常に接続された状態なので、ケーブルをそのままHD660Sに付け替えればいいやと考えていたのですけれど、ヘッドフォン側の端子がめちゃくちゃ固くて焦りました。
なので、タオルで保護しながら、全力で引っこ抜きましたよ。とあるイヤフォンでも似たようなことしたなあ・・・。

音作りはHD650の後継機らしく、よく似ているように感じられます。(先述の通り、そのまま付け替えたのでケーブルはHD650のものです。基本的に同じケーブルだとは思いますが念のため)
HD660Sと入れ替えるようにHD650は接続を解除してしまったので、聴き比べなどは全然しておらず、曖昧な記憶頼り(それも最近はあんまり使ってなかったので尚のこと曖昧)なのですが、確かこんな鳴り方だった気がするなあ、という印象です。

購入前に目を通したレビューで、HD660SとHD650では方向性が異なるといったものもいくつか見られたのですけれど、ワタシには似ているとしか・・・どちらも好みの音作りに感じられました。
強いて言えば、HD660Sの方がよりクリアに聴こえる気がしますね。たいへん好ましいです。

厳密に聴き比べたらもっとハッキリとするのでしょうけれど、折角どちらも気に入っているのに、わざわざ粗探しをするのも無粋かなと、あまりやる気が起きません。
まあ、HD650を再び引っ張り出してくるのが億劫なだけなのですが。

ファークライ5 その4

本編でできることがだいたい終わってしまったので、アーケードモードを本腰入れて始めてみました。
なお、このモードではソロプレイでもPS Plusへの加入が必要みたいです。ちょっとハードル高いね。

アーケードモードはユーザーが自由にファークライ5のステージを作り、オンラインで公開して遊んでもらうモードです。
プレイに応じてパークポイントやお金がもらえて、本編で獲得したパークがアーケードモードにも反映されるなど、一部は相互関係があります。

ワタシは自分でマップを製作するのは早い段階で諦めました。始めたら数日掛かりになりそうで恐くなった。
それだけにちゃんとゲームとして成立しているマップは素直に感心させられますね。

勿論、マップによって完成度の差は凄まじく大きいのですが、プレイヤーの評価を参考に、なるべく高評価なマップを選ぶと、当たりに遭遇する確率が上がります。
まず最初はUbisoftが公開しているマップをプレイするのが吉でしょう。当然ながら製品版クオリティです。

今のところ、ユーザー製作のマップで最も琴線に触れたのは、ダウンタウンのような裏路地から屋内に入り、あとはひたすら敵を撃ち倒して行くステージ。
一本道で攻略法にそれほどバリエーションはなさそうですけれど、このマップを遊んでいると、よっぽどの力量とセンスと時間がない限り、本編並みの自由度の高いマップをアーケードモードで作ろうとは思わない方がいい気がしました。

やっぱりゲーム中にどうすればいいのか迷うのは非常にストレスにつながります。それをやられるくらいなら一本道の方が遥かに安心してプレイできますよ。
その代わり、動きにバリエーションが欲しい。先述のマップですと簡単に背後からテイクダウンを取れるようにしてくれているシーンもあれば、どうやっても大勢の敵とかち合い、乱戦にならざるを得ないシーンもあり、静と動がハッキリしているのです。

重要なのは乱戦になっても余程下手を打たない限り、ちゃんと突破できる難易度に収まっていること。
これを理解できていないマップが多過ぎます。ただ硬い敵を大量に配置して、高難度マップができたぞと製作者だけがご満悦で、プレイヤーが置いてけぼりになっているようではつまらないのですよ。
ゲームオーバーになるにしても、次は行けるかもしれないという確かな手応えが欲しい。

ちょっと話は変わりますが、本編ではほとんど使わなかったアサルトライフル、サブマシンガン、ショットガンなどが、アーケードモードで活躍の場が与えられているのがいいなと思いました。
本編ではM60(ライトマシンガン)とスナイパーライフル(強ければなんでも)の2つがあればだいたい事足りますし、そこにロケットランチャーとサイドアーム(なんでもOK)を加えたら、パークポイント稼ぎか、縛りプレイでもしない限り、なかなか他の武器に出番はありません。

それだけ武器に性能差があるので、アーケードモードで初めて使った武器も少なくありませんでした。
ただ、よく知らない武器は良し悪しも分からないので(ショップに行かないと武器のステータスが分からない)選別に困りますね。

と言うわけで、最初は楽しみ方がよく分からなかったアーケードモードですが、良いマップに出会えればとても楽しいことが理解できました。
このモードの難点として、マップを遊んだ後、他のマップに移行したいと思った時は、ランダム(?)で選ばれたマップに有無を言わさずに飛ばされてしまい、自分でマップを選び直したければ検索するところから始めなきゃいけないのが手間ですね。この辺りは改善されてほしいなあ。

あとリタイアしてもリザルト画面を出してほしい。
20〜30分奮闘した後、どうしても打倒すべき最後の1体が見付からなくてリタイアすると、1ドルすらももらえないのは徒労感が強過ぎる。

ファークライ5 その3

エンディングを迎えました。
ストーリーの結末には思うところがあるものの、それよりも無事にクリアできたことへの安堵の気持ちの方が大きいです。

7割くらいは物凄く楽しく、3割くらいはもう二度とやりたくない要素に苦しめられたゲームでした。
イベント戦や一部のミッションさえなければ、もっと気持ち良く遊べるゲームになっていただろうと、とても惜しくなります。
もっとも、ストーリーに対する感想もそうですが、あくまでも個人の好みの問題で、作品としての良し悪しの話をしているつもりはないことをご理解下さい。

それにしても探索が楽しい舞台でした。
カルト教団の餌食になっていなかったら、さぞかしのどかで過ごし易い町だったであろうことが想像できる舞台で、車やヘリコプターで移動しているだけでも楽しいのです。
その中でふと目に付いた家屋などに入ってみると、ミッションが発生したり、パークポイントがもらえる嬉しいアイテムなどが落ちていたりするので、余すところなく回りたい気持ちに駆られます。

エリアボスを倒すとその地区が解放され、カルト教団の姿はほとんど見られなくなり、安全に移動することができる・・・と思っていたのですけれど、たまに遭遇する一般NPCが意外と邪魔です。わざわざこちらの進行方向に突っ込んできたりします。
仮にうっかり車などで轢き殺してしまってもペナルティはないようですが、折角危険な連中を退けたのに、しょうもない事故で死なせてしまうのは少なからず胸が痛みますよ。避けた先に木があってこっちの車が廃車になってしまうパターンが1番厄介ではありますけれど。

エイムが下手なので戦闘に不安があったのですが、オートエイムがちょっとクセがあるものの、発動すれば非常に優秀な追従性能でたいへん助かりました。
M60(ライトマシンガン)やロケットランチャーなどの強力な武器や、とても頼もしいスペシャリスト(傭兵)の存在もあり、ワタシのようにシューティングが苦手なプレイヤーでも楽しめるゲームになっていたのは有り難かったです。

一方で、思いの外アクション要素が強いパートがあり、特に狭い足場をジャンプして進んで行くのが大嫌いなので、ミッションによっては非常に苦痛でした。
こういうのがイヤで往年の横スクロールアクションゲームから手を引いたのになあ。FPSでやらせるかね。

陰鬱な雰囲気すら漂う世界観でありながら、主人公に協力してくれるキャラクターはどれも個性的で、そこかしこでNPC同士の何気ない会話が行われるなど、1人で戦っているわけではないのだと嬉しくも頼もしくも感じます。
同じメンバーばかり連れ歩いていると、何度も同じ会話が繰り返されて少し鬱陶しくもありましたけれど、それを差し引いても演出面がとても丁寧でした。

クリア後に新要素が解放されるといったことはなさそうなので、あとはやり残したミッションや収集要素などをこなすか、ファークライアーケードと呼ばれる、ユーザーが作ったマップをプレイしたり、自分でマップを作ったりする本編とは無関係なモードを遊ぶことになるでしょう。
アーケードは残念ながら、まだ楽しみ方が今一つ解っていません。一般人が作ったマップですから、当たりハズレも大きいのでしょうね。

強いて言えば、解放したカルト基地を再び全て敵に明け渡すリセット機能があり、これで何度でも基地攻略を楽しむことができます。
実際、個人的に最も楽しかったのはカルト基地の攻略なのですが、さすがに同じ基地を攻略し直すというのはモチベーションが上がりませんね。
せめてリセットする基地を個別に選べたらもっと気楽に遊べたと思うのですけれども。

あとはDLCの配信が予定されているそうなので、それを座して待ちましょう。
早速シーズンパスを買ってみたのですけれど、余計な制限がなく、手持ちの武器やスペシャリストを自由に使える、通常ルールでやらせてくれることを切に願います。