ファークライ5 その2

こうも楽しい気持ちと苦しい気持ちが同居したゲームもなかなかありません。
基本的にはとても面白いのに、一部ミッションが苦手過ぎて辛いです。

今のところ、最初に重点的に進めたジョンの支配地区は一通り終わり、その後に並行して攻略していったジェイコブとフェイスの支配地区もボス戦間近といったところ。
ワタシはこのゲームに限らず、できるだけ強く鍛えた上でボス戦に臨みたいので、サイドミッションやプレッパーの宝(宝探し)などのやり込み要素をやりつつプレイしているのですけれど、それでもストーリーを進めるための条件をじわじわと満たしてしまいます。

この分だとストーリーミッションだけを進めるプレイでは、当初の想定よりは早くクリアできてしまうかも。
それでも決してボリューム不足とは思いませんが、寄り道プレイに対して消極的ですと少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

3つのエリアの中で特に印象的なのはフェイスの支配地区。
演出が神秘的ですらあって、薬物を扱っている背景を考えると非常に胡散臭く、他のエリア以上に不気味で、主人公であっても正気を保っていられるわけではないことが想像されます。
何より主人公を拉致しないし、強制イベントが面倒臭いルールの戦闘じゃなくてほぼムービーイベントで言うことなしです。こういうのを待っていました。

ここまでプレイしていくつか気になったことがありまして、例えば不意の武器交換です。
多くの動作を□ボタンの長押しに当てているせいで、アイテムを拾いたいだけなのに、落ちている武器と手持ちの武器を入れ替えてしまうことが何度もありました。
ゴリゴリにカスタマイズした自慢の武器がいつの間にか雑魚兵士御用達のアサルトライフル(未カスタマイズ)に成り代わっていたりするのですよ。油断しているとメイン武器があっさりと行方不明になります。

一度取得した武器はショップに行けば回収できるシステムなのですけれど、ミッションの最中ですとどうしようもないですからね。敵の猛攻を受けている時にそんな目に遭うと本当に焦ります。
落ちてる武器を使うことなんて中盤以降はほとんどなくなるでしょうから、ボタンの割り振りにはもうちょっと配慮が欲しかったです。

それと再開地点になるチェックポイントの設け方。
やたらと前まで戻されてしまうこともあれば、見なしクリアとばかりに少しだけ先まで進めてくれることもあり、尚且つ同じような場所でゲームオーバーになっても再開地点に違いがあるなど、統一感に欠けていました。

バグもいくつか遭遇しまして、特に混乱させられたのが、次元の狭間に落ちてしまうタイプです。
まれにではあるものの、突如謎の空間に落とされ、ゲームオーバーを強いられます。恐いです。

ファークライ5

初めてのファークライシリーズです。
オープンワールドの舞台で展開するFPSスタイルのアクションゲームで、カルト教団によって支配されてしまった町の解放を目指してがんばるお話です。

進め方も戦い方もプレイヤー次第の自由度の高いゲームで、その分この手のゲームが初めてですと多少戸惑うかもしれません。
乱暴に言えば、ひたすら敵勢力の損害になることを繰り返せば、向こうから会いに来てくれます。

最も不安だった難易度、要は自分のゲームスキルで満足にこのゲームを楽しめるかどうかですが、今のところは特殊な条件での戦闘以外はさほど苦戦せずに進められています。
本当に苦手なタイプのゲームですと、ゲーム設定で難易度を下げただけじゃ何の解決にもなりませんからね。

その特殊戦闘がけっこうな曲者で、イベント戦と言うか、ボス戦がだいたい苦手。
たぶんメリハリをつけるためかと思うのですけれど、あんまり小難しいゲーム性を求めていない者としては、通常ルールでやらせてくれよとこの先も気が重いです。
がんばって自分や武器を強化しているのに、それが全く報われないルールはやめてほしい。

もしかしたらネタバレだと不快に感じる方もいるかもしれませんが・・・この主人公、何度か敵に捕まってしまうのですね。負けイベントで恐らく回避できません。
正直言って「くどいな」と感じるくらいには繰り返し捕まるのですけれど、そこで大抵は苦手な特殊戦闘があり、ストーリー的にもあまり愉快な想像が働かない仕打ちを受けますので二重に苦痛です。イベント発生条件を満たしてしまうのが恐い。

一方で通常の戦闘、ただ敵陣を攻めるだけの基本パートはとても楽しいです。(町やスポットを敵勢力から取り戻した時の演出が1つ1つ丁寧に作られていて楽しい)
最大で2人まで連れて行ける傭兵が非常に優秀で、こちらは指示するだけで制圧できてしまうこともあります。
今現在、仲間にできた中でお気に入りは、ブーマー(犬)とジェス。

車や飛行機、ヘリコプター、ボートなど、乗り物が豊富な上、行く先々に楽しみがあるので、ただ移動しているだけでも楽しめます。
なんとなくやってみたサイドミッションから、別のミッションが発生したり、気になるスポットを見付けたり、そういった興味の連鎖が続くのが嬉しいです。
ボリュームの多さも然ることながら、寝る時間が迫る中でもこれだけは済ませておきたいと思わせる何かが常にあり続けるので、やめ時を見失わせます。

今は兎にも角にも、無事にエンディングまで到達できるのかという不安でいっぱいです。
自分のゲームスキルじゃ無理だ、楽しめないと感じたらやめてしまえばいいだけなのですが、これは最後までやり抜きたいなあと思わせる、そんなゲームです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 入手

久っっっしぶりにカメラ機材の買い物。
オリンパスの17mm F1.2です。やっほう。

まだ試し撮りも満足にできていませんが、取り敢えず開放の写りが常識外れなことは解りました。
少し絞って更にシャープになるF2.8〜F4辺りの描写にまたうっとり。

雨や曇りが続くようなのですが、早く天気が良い日に持ち出して思う存分撮りたいなあ。

フォートナイト バトルロイヤル

フォートナイトを少しだけ触ってみました。
どんなゲームかと申しますと、TPSスタイルでオンラインの100人と戦い、生存可能な範囲が時間経過と共に狭まる中、最後まで生き残った者が勝利するバトルロイヤルです。

作品のお話をするに当たって、無関係な他作品の名前を挙げるのは非常に気が引けるのですけれど・・・PUBGと酷似しています。と言ってしまうのが最も伝わり易いでしょう。
ルールもほぼ同じ。異なるのは遊び易さと、1つ大きな独自ルールを盛り込んでいること。

PUBGはSteam、つまりPCゲームですね。世界的な大ヒットを記録しているゲームで、ワタシはオンラインゲームが苦手な上、Steamのゲーム環境も不十分なので未プレイですが、日本で流行り出した頃にプレイ動画をいくつか拝見して知ってはいました。
Steamが身近な人にとっては知らない方がおかしいくらいのタイトルでも(あくまでもワタシの私見ですけれど)PC離れが叫ばれている日本ではあまり馴染みがなく、ハードルが高い環境を求められるゲームと言えるのではないでしょうか。(Xbox One版もありますが、シェア率の低さから大きな変化があるとは言い難いです)

その点、フォートナイトは日本語化を機にPC版だけでなく、PS4版もリリースされ、それもバトルロイヤルモードに関しては無料で遊べてしまいます。しかもPS4でオンライン対戦を利用するのに、多くの場合必要となるPS Plusも不要という厚遇ぶり。
フォートナイトは全く知らなかったタイトルでしたけれど、欧米ではたいへん人気らしく、オンラインゲームはあんまり興味がないワタシでも、ここまでお膳立てされては少しくらい試してみようという気にもなりますよ。

フォートナイト独自のルールとしては、標準装備でつるはしを持っており、クラフトを活用して戦いを有利に進めることができます。
ワタシは全然上手く扱えていませんが、他の人のプレイを見てみた限りでは、壁を作ってこちらの射撃を防御していましたね。

それと安全を確かめたはずの家屋の上階からいつの間にか他プレイヤーが現れたのも、もしかしたらクラフトを利用していたのかもしれません。チーム戦だとちょっとした要塞を築いて応戦していました。
ただでさえ慣れないバトルロイヤルものなのに、(自分は使いこなせない)クラフトという特殊能力を自在に扱う敵を相手に立ち回らなければならないのは骨が折れますね。

半面、日本語版が配信されたばかりでワタシ同様、初心者が多いのか、1人や2人なら倒すこともそう難しくはない印象ですね。キルを取れたらちょっと嬉しい。
同じようなルールのPUBGは倒したプレイヤーの数が多ければ勝てるというわけではないゲームなので、フォートナイトも運が良ければ或いは、などと夢を見ることくらいはできそうです。

今はセオリーが全く分からないが故の戸惑いと緊張感が大きく、楽しむ余裕はありませんが、こういうゲームにハマっちゃう人たちの気持ちも解らないでもない気はします。
展開が早い上に、下手は下手なりに小さな目標と根拠のない自信を胸に、次はもうちょっと上手くできるのではなかろうかとリプレイ性が高いところがいいなあと思いました。

正直なところ、ワタシ向きではないゲームだと感じてしまいましたけれど、好きな人は何時間でも遊べることでしょうし、それが無料とは恐れ入りますね。
無料のゲームに対して欲が過ぎるとは思いますが、武器の良し悪しはおろか、アイテムの利用法やクラフトの使い方もさっぱり分からないまま、実戦の中で覚えていかなければならないので、チュートリアルや練習モードがあったら良かったなあ。

MediaPad M3 Lite 10 wp

古くなって動作も重くなったノートPC(サブのPC)の代わりをずっと探していたところ、HUAWEIのMediaPad M3 Lite 10 wpを試してみることにしました。
今やスマホでもできる程度のことでしか活躍の場がなくなっていたので、サブPCの役割であればタブレットでも十分だろうという判断です。

microSDなどでストレージの拡張ができること、気持ち良く動画や画像を見られる綺麗なディスプレイを備えていること、余裕のあるバッテリーを積んでいることなどなど、色々と必要条件を満たしている機種を追い求めた結果、こちらに行き着きました。
名前の通り、メディア特化というコンセプトがまさにワタシが求めていたタブレットPCそのものではないかと考えています。

「MediaPad」の名が示すコンセプトに違わず、画質と音質が良いですね。
勿論「タブレットPCとしては」という注釈付きではあるものの、タブレットPCに備わっているディスプレイとスピーカーとしては十分でしょう。

特にスピーカーは(申し訳ないですけれど)全く期待していなかったので、思いの外音質が良く、音量も取れることに驚かされました。
もっと良い音質が得られるBluetoothスピーカーやヘッドフォンも持っていますが、これだけ鳴れば手軽さ優先で内蔵スピーカーでもいいかも。
また、イヤフォン・ヘッドフォンで聴いても良好です。ただイヤフォンジャックの位置はやや不便。

処理能力は必要十分です。YouTubeやニコニコ動画などの動画も快適に見られます。テレビを見るには付属のアンテナを付ける必要があり、フルセグは他のデバイスと比べても安定していないのが残念。
バッテリーは2〜3日使っても平気なくらいスタミナがあり、且つ一桁%からの充電でも2時間そこそこでフルまで溜まります。

手持ちのスマホもandroidなので、ログインするだけで必要なアプリのダウンロードなどが簡単に済んだのも助かりました。
ノートPCの代わりと言うよりは、大きくなったスマホと言う方がイメージが近いと感じますが、ワタシが想定している役割は難なくこなしてくれそうです。

少し引っ掛かったのは、パッと見で満充電を知らせる手段がないこと。(充電中にランプが緑色に点灯したら90%以上の残量であることを示すだけ。緑色になったらディスプレイで「充電完了」の表示を直接確認するしかない)
タブレットPCどころか、他の充電式の製品でも当たり前にできるようなことができないのはかなり惜しいです。

それにしても今や3万円台でも、これだけの物が買えてしまうことに驚きを隠せません。
これで本体のストレージに余裕があったら言うことなしです。

ストレージと言えば、4年近く使い続けているスマホが気付いたら残り1GBくらいになっていて、どうしたものかと頭を抱えていたのですけれど、このタブレットPCとデータ量を分散させることで解決できたので非常に助かりました。
特に映像系のコンテンツは(おそらく)権利の問題でmicroSDに移せないし、データがデカいし、少しでも大きなモニターで見たいしで、スマホよりはタブレットPCの方がまだ適役でしょう。

なお、添付した写真は別売りのカバーを付けています。
キーボードが付属しているカバーを買ったのですけれど、「Y」のキーが他のキーより深く押し込まないと反応しない不具合を抱えていることに気付いてかなりがっかりした上、物理キーボードを使ったところでPCと同じ使用感になるわけではないと思い知り、それならタブレットPCならではの使い方をした方が建設的かと考えを改め、カバーだけ使うことにしました。

New みんなのGOLF FF30周年記念コラボカート

ファイナルファンタジー30周年記念コラボ カート(チョコボタイプ)を買ってみました。
これとても楽しいです。

無料でもカート自体は手に入りまして、ある条件を達成するとより高速なカートが入手できるのですが、有料のDLCでは更に高性能なカートを購入できます。
今回購入したのはFFのコラボとして追加された、チョコボの姿をしたカートです。と言うか、チョコボそのものです。ちなみにこれがNew みんGOLで初めての課金になります。

正直なところ、New みんGOLはこのところほとんど触っておらず、ずっと無課金でやってきたのに、このタイミングで課金アイテムに手を出すのってどうなの、という疑問はあったのですけれど、他のプレイヤーがチョコボに乗って、オープンコースを縦横無尽に走り回る姿を見てグラッときまして、ついつい買ってしまいました。

通常のカートとは操作が異なり、どちらかと言えばカートを使用していない状態の操作性に近いです。
Lスティックで移動し、□ボタンを押している間は高速走行。ジャンプと滑空が可能で、水上でもティーショットエリアでも強制解除されません。

滑空の滞空時間が予想以上でして、池を飛び越えたり、崖から崖に飛び移ったり、機動力が半端ないです。
小回りも利くので、コイン集めも効率アップ。ゴルフをしていない間は常にチョコボに乗ったままでいけます。と言うか、もうゴルフそっちのけです。

税込み540円と、追加アイテムとしてはちょっと高価な部類に入るDLCではあるものの、これほど自由度の高いアイテムでその値段ならむしろコスパは高いのではと思ってしまいます。
なお、L1ボタンを押すとチョコボが鳴きます。かわいいです。

真・三國無双8 その3

前回の続きです。
あれから全キャラプレイアブル化できまして、更に関羽、星彩、鍾会、文鴦、袁紹、祝融、左慈、呂玲綺のストーリーモードもクリアして、赤兎馬、絶影、的盧も集まりました。


・ストーリー
全キャラ分のエンディングが用意されているとのことなので、シナリオも個人視点で構成されているのかと思いきや、勢力・時代(章)でほとんど共通(任務も同様の内容)になっているようですね。
例えば、劉備と関羽は8〜9割くらい同じストーリー、イベント、依頼内容でエンディングを迎えることになります。プレイ前に想定していたほどのバリエーションはないみたいです。残念。

加えて、ストーリーモードをクリアしたキャラで言いますと、辛憲英は本作がデビュー作とは思えないほど、物語りに(それどころか会話にも)ほとんどからんでいなくて寂しい扱いでした。
これはもう少しどうにかならなかったのでしょうか。過去作ですと新キャラはむしろ優遇されていたのですけれどねえ。

ちなみに、三国志(三国志演義)が分からなくても、話の流れは理解できるはずです。が、今回は個人ごとの区切りなので、全く知らないと多少混乱するかも。
その点、ストーリーがとても解り易くて作品としてもよくできている三國6と三國7は特におすすめです。


・イベント
過去のナンバリングタイトルと見劣りする部分の1つです。最近の無双シリーズによく見られる拙い人形劇のような会話イベントが馴染めません。これならまだ立ち絵の方が見栄えがいいのではと思ってしまいます。
規模が大きくなった分、質より量を取らざるを得なかった事情は察するところではあるのですけれど、ナンバリングタイトルはきっちり作っているだろうと期待が大きかった分、落胆も大きかったです。


・テンポ
真・三國無双シリーズは他の無双シリーズと比べても戦場のテンポの良さが際立つと感じていたのですが、三國8は残念ながらちょくちょく待たされる印象です。
中でも無双武将が現れた時や、はしご車(正式名称忘れちゃった)が設置される時に入るカットインが本当に邪魔で(同様の演出が無双☆スターズにもあってやっぱり鬱陶しかったです)、テンポが悪くなるだけでは飽き足らず、タイミングがこちらの攻撃中だと強制キャンセルさせられるのがストレスになります。


・バグ
オープンワールドのゲームには付き物とは言え、本作は進行不能になるバグが多いのが辛いです。
依頼のクリア条件であるボスキャラを倒しても話が進まないとか、そもそも打倒すべき敵キャラがいつまで経っても表示されないとか、ボスの居る前の扉が開かない(壁も越えられない)とか。進行とは無関係なものだと、テクスチャや色が大変なことになっているバグもありました。早急なアップデートが望まれます。

少し話が逸れますが、バグが酷かったことで知られる真・三國無双7 Empiresと本作では事情が異なると思うのですよ。
三國7 Empはバグよりも、ゲーム内容がスッカスカなことに失望させられました。その点(ちゃんと形にできたかどうかは別にして)本作はやる気とがんばりは窺い知れるので、同列に扱ってしまうことには抵抗があります。


・分かり難い
全体的に分かり難い要素が多過ぎると感じました。
従来のシリーズからの固定観念が余計に混乱させているところもあるとは思いますが、クリアすべきミッションとか、武器強化の仕組みとか、武器の攻撃速度の上げ方とか、古銭の種類や使い道とか、理解するまでにだいぶ時間を要しましたよ。
中でも古銭の「青銅」と「金」が獲得できる枚数を示していること(「百円玉」「五百円玉」と同義)などしばらく気付かず、ずっと別物だと思い込んでいました。


・最後に
今回は図らずも欠点ばかり並べてしまいましたけれど、不満を挙げればキリがなく、お世辞にも完成度が高いとは言えません。
でもやはり以前申し上げた通り、ここまで大きく変えた姿勢は称えたいです。

今後、真・三國無双シリーズがどういう形で作られていくのかは分かりませんが、個人的には三國8の方向性でまたがんばってほしいと思います。
きっとあると期待したい「Empires」がオープンワールドでどう変わるのかも楽しみです。

その前にまずは三國8のバグを修正をして、シーズンパスもあることですし、できれば大型アップデートと呼べるような拡張・変更なども加えて、もっと磨き上げてほしいと切に願います。

真・三國無双8 その2

現在までに文鴦以外の89名までプレイアブル化済みで、曹操、大喬、劉備、ホウ統、王元姫、張春華、辛憲英、貂蝉、呂布、董卓、張角でストーリーモードをクリアしました。(なんで文鴦だけ解放されないんだろう…)
全キャラクリアを目指しているわけではないですが、先はまだまだ長いです。

一通り遊んだとはとても言い難いものの、そこそここのゲームの理解も進んだかなと判断して、感じたことをあれこれ書いていきたいと思います。


・オープンワールド
オープンワールドと一言で言っても、作品によって様々な形がありますが、真・三國無双のオープンワールド化としては、概ね納得できる舞台を作り上げていると感じます。
探索や寄り道する楽しみが薄いのが残念ではありますが、自分なりにこうだったら良いのにって妄想をしてみても、何かしら問題が伴うことに気付くのですよ。
基本的に道なき道を馬で駆け抜けるか、ファストトラベルで飛んでしまうので、途中にイベントや見所があっても気付かないかもしれません・・・。

更に難点として、景色が地味で延々と同じような風景が続くように感じてしまいがちです。独特の雰囲気が感じられ、且つ人の住処となっているのは南中くらいでしょうか。
実際は他にも有名な観光地が再現されていたり、秘境と呼べそうなインパクトのある大自然もよくよく探せば見付かったりするものの、中国の地理に特別詳しくない限り、全体的な印象としては地味の一言に集約されてしまいます。

それもある程度は仕方ないとは思うのです。当時の中国(日本では卑弥呼の時代より更に前だったはず)をデフォルメしつつ再現するという方針でしょうから、あまり現実離れした舞台を作るわけにはいかなかったのでしょう。
それでも、だだっ広いだけの何もないエリアが多過ぎるというのは否定できないので、その点はもっと工夫が欲しかったですね。


・アクション
今作は抑えめのアクションで、敵兵のワラワラ感ももう一つなので、無双シリーズで最も期待される爽快感がイマイチです。
発売前のプロモーションの段階でもアクションが控えめになることは聞いていたものの、どうしてそうしたのか現時点のプレイヤー視点では解りませんでした。
現実離れした武器は外したというのもやっぱり残念な気持ちの方が強いですし、別段あっても不自然ではなかったような。何が問題になったのでしょうね。

操作システムも一新されました。これに関しては肯定否定の気持ちが半々かな。
ベストは従来のシステムに、新システムを加えること。開発の手間は掛かることでしょうが、共存はできたのではないかと。

それから、敵が従来の真・三國無双シリーズより守りが固いのも気になるところです。
アクション面だけに限っても、難易度はちょっと上がっていますね。「天国」でもガードしやがります。


・戦略
これが最も本作で変わったところでしょう。オープンワールド化はこれの副産物なんじゃないかと思えるほどです。
これまでは全てのステージ、主要なミッションを踏破していかなければクリアできなかったところを必要最低限だけこなせばよくなったので、急いでクリアしようと思えばいくらでもスピードアップすることができます。

一方で、制限時間がなくなったため(一部のミッションではターゲットに逃げられたらダメ、といった実質的な時間の制限は残っているものの)、のんびりと遠回りしながら進めるということもできるようになりました。
どの「任務」をクリアしたらいいのか分からなければ、報酬が良いもの(竹簡や古銭など)を優先的にやればOKです。「依頼」は報酬が渋いので無視していいでしょう。


・武器
三國8は従来の無双シリーズと比べると、武器の集まりが非常に悪い。
その代わり、強力な武器の入手はだいぶ簡単になっています。ワタシの知る限り、無双シリーズで屈指の低難度かも。

詳しくは攻略サイトでも参考にして頂きたいのですが、大まかな流れは、古銭を集め、古銭蒐集家から竹簡(レシピ)をもらい、素材を集めて開発するだけです。
古銭は任務の報酬や釣り、強敵指定の山賊などから手に入り、素材もそれほど無理難題な入手難度のものはないようなので、獲得までの流れさえ理解してしまえばあっさり最強武器が手に入ってしまいます。

実際、知らず知らずの内に集まっていた古銭と素材だけでも、10種類くらいの最強武器が手に入ってしまいました。
意識して集めようとしたら、ものの数時間で最強武器をコンプリートすることも十分に可能でしょう。たぶん。


長くなったので続きはいずれ。

真・三國無双8

いきなりお詫びと言い訳。
無双シリーズには強い思い入れがありまして、かなり長い所感(いつもの3倍くらいの文字数)を書いていたのですが、そんな時に限ってサーバが落雷で故障したとかでデータが消えたそうです。

このゲームの概要ですとか、これまでのシリーズとの違いにも触れていたのですけれど、公式サイト等でも分かることですし、さすがに同じ内容の文章は覚えていなければ、同じことを書く気力もないので、後半に並べていた個人の感想だけ、短めにまとめたいと思います。
落雷じゃ仕方がないとは言え、よりによってこのタイミングで落ちるかね。


気を取り直して・・・
長年掛けて定番化していたシステムをここまで変えてきたことには感心させられましたし、そのチャレンジ精神は尊重したいと思います。
ですが、ワタシのように従来のシステムに不満を持っていなかった(誤解を恐れずに言えば、毎回リメイクするつもりで部分的に進化してくれるだけでも嬉しかった)者としては、変えるからにはそれだけ説得力のある真・三國無双を見せて頂きたかったのですけれども、残念ながらその域にまでは達していないと感じました。

最初に選べる操作キャラクターがたったの3人(全90キャラ+α)だったことに出鼻を挫かれ、初めはなにをしたらいいのか分からない、と言うよりはなにをしたら自分にとってプラスになるのかが分からないので、前進した手応えがなく、面白さもよく解りませんでした。
オープンワールドの採用で何かと広くはなりましたが、その分、大味になったとさえ感じてしまいます。

そこで任務(ストーリー)をクリアするだけではなく、解放できた別のキャラでストーリーモードをクリアしてみたり(張角は簡単にエンディングに到達できるのでおすすめ)、フリーモードで自分の好きなキャラで任務を無視して好き放題やってみたり(弓矢による狩りは良い武器を手に入れる近道になります)、そのためにストーリーモードを進めて、より選択の幅を広げられるようにするといったスタイルに切り替えたところ、少しずつ三國8のうま味や面白さが理解できてきました。

今ではこんな無双シリーズも良いんじゃないかと、最初の数時間に比べれば遥かに好意的に捉えられるようになりました。
まずはやれるところまでやってみようと思います。何と言っても全キャラ分のエンディングがあるそうですから(今のところ呂布と張角だけクリア)全ては難しいかもしれませんが、自分が納得できるところまではやってみるつもりです。

Qanba Drone

格闘ゲームはあまりやりませんが、パッド(通常のコントローラー)では限界があると感じていたので、気軽に買えるサイズと値段のアーケードコントローラーを探したら、こちらに辿り着きました。
無知なためアケコンの良し悪しなど全く分かりませんし、試用できる機会もないので、フィーリング重視です。

標準的なアケコンと比べると半分〜2/3くらいのサイズで、そう頻繁に使う予定もないし、部屋の中であまり存在感を出してほしくないライトユーザーに向いています。
アケコンはレバーやボタンを好みのものに付け替えるといったことがよく行われるそうなのですけれど、コンパクトサイズでそれができることは珍しいらしく、標準装備のレバーやボタンが気に入らなくてもカスタマイズできるという強味があると言えそうです。

気になったのは、タッチパッドボタンが存在しないこと。
格闘ゲームでタッチパッドボタンがないことがどういう意味を持つのかもよく解っていないものの、搭載していないくらいですから、格闘ゲームにとっては必須というわけではないのでしょうか。

肝心の使用感ですが・・・複数のボタンの同時押しが簡単にできるようになったり、パッドでは難しかった不意のコンボ(自力では出せない)が出るようになった一方、コマンド入力が雑になったのか、パッドでは失敗する方が珍しかった簡単なコマンドさえ、アケコンではなかなか出せなくなりました。
パッドでできなかったことがアケコンでできるようになったこともあれば、その逆もあります。総合的には下手になりました。キャラがすごく暴れる。

ただ、格闘ゲームはゲームセンターでも全くと言っていいほど遊んでこなかったので、アケコン自体に慣れていないというところが大きいのではないかと思います。
その昔買ったアケコン(たぶんこれが最初の1台)では目覚ましいほどの操作性の向上が望めたので期待値が高かったのですが、よくよく考えたら当時のパッド(初代PSかSSだったと思うのですが)はアナログスティックが搭載されていなかったから、今のPS4より違いが大きかったことを失念していました。

結論としては、まずはアケコンに慣れなくちゃお話になりませんね。
そんな未熟な状態で迂闊なことは言えませんけれど、ボタンの遊びが大きく、押した時にこすれているのか、あまり聞いていて気持ちの良くないノイズが聞こえるなど、全体的に作りの安っぽさを感じたのが引っ掛かりました。その点は値段なりなのかなあという印象です。(高品質のアケコンを知っているわけではないので、あくまでも素人視点です)

コンパクトサイズとは言え、専用コントローラーを導入してまさかここまで後退するとは思わなくて、やや気落ちしていますが、折角買ったのですから慣れていきたいなと思うところです。
しかしながら、今週とてもとても楽しみにしていたゲームソフトの発売が控えているので、格闘ゲームはしばらくお休みかなあ。