ドラゴンクエストXI その5

ドラクエ11を気に入り過ぎて、Newニンテンドー2DS LL ドラゴンクエスト はぐれメタルエディションを買ってしまいました。
当初は全く予定になかったのですが、PS4版と3DS版が揃ってしまいましたね。

しばらくゲームのハードはPS4一筋でやっていくつもりでいるのですけれど、はぐれメタルエディションの在庫があるお店を見付けてどうしても気になりまして、次に来店する機会が訪れたときに再度確認して、まだ在庫があったら四の五の言わずに買おうと心に誓ったわけです。
で、その通りになりました。ドラクエ11の記念モデルなら買って後悔することはないでしょう。

PS4版はトロコンまで到達しまして、そのデータを「ふっかつのじゅもん」を使って3DS版で再現したかったのですが、残念ながら適応される限界値があるらしく、ストーリーの中盤辺りまで戻されてしまうようです。
それじゃあんまり面白くないので裏ボスを撃破すると教えてもらえる、ちょっとだけ強くてニューゲームができる「ふっかつのじゅもん」を入れて始めてみました。

3DS版はほんの少しやっただけですけれど、同じゲームとは思えないほどPS4版とは印象が異なりますね。
それどころか、画面の上と下でもビジュアルが全然違います。情報として知ってはいましたが、実際にプレイするとすごく不思議な体験です。

マップも違いますし、拾えるアイテムの場所や種類も違いますし、バトルのルールもちょっと違います。(3DS版の方が易しい)
その上3DS版独自の要素もあるというのですから、ますます同じゲームとして扱ってしまうのは失礼に感じますね。

PS4の綺麗なグラフィックもそうですが、それ以上に仕草の細かさと言うか、絵の繊細な演技が楽しめるのは、現代の据え置き型ハードの特権だと思うのです。操作性も視認性も良いですし。
ですから、ワタシはPS4版のドラクエ11の方が好きなのですけれど、独自のゲーム要素は3DS版の方が楽しそうですね。あと移動中、常に仲間が付いてきてくれる3DS版は嬉しい。

PSNがワタシのクレジットカードを拒絶する

このところPlayStation Networkのチャージができなくなって困っていました。
正確に言いますと、クレジットカードによるチャージがある日突然できなくなりました。

特に何も変わったことはしていないはずなのに「クレジットカード情報が無効です。入力した内容をご確認ください。」というエラーが出てしまうのですね。
過去に何度かチャージに使用したカードで、他の利用ではなんの問題もなく使えるのですけれどねえ。

カスタマーサポートに何度か問い合わせたところ、
・PCとゲーム機両方から試してほしい
・PayPalに登録して試してほしい
・時間を置いてほしい

といった対処法が提示されたものの、PCとPS4で試してもダメ。PayPalでもダメ。1か月ほど時間を置いてもダメ。
PayPalはわざわざ今回のために登録してみたのですけれど、なぜかクレジットカードによるチャージと全く同じ文言のエラーが出ていました。

他の回答としては、セキュリティーが掛かっていると思われることと、個別のセキュリティー解除はできない旨の繰り返しでしたね。
ユーザー側のミスで招いたことなら兎も角、通常利用で起きた障害でこの言い分はやや無責任に感じるのですが…。

結果としましては、1週間ほど時間を置いて、PS4から、PayPalによるチャージで成功しました。
PCで直のクレジットカードによるチャージでエラーが起きた後、すぐにPC・PS4共に、PayPal経由のチャージを試したときはエラーが出たのですが、その時点ではロックが掛かっていて何をしてもダメだったのが、今は解除されたのだと考えられます。

でも元通りとはいかないようで、現状ではクレジットカードの直接チャージは1か月もの時間を置いてもエラーが出たことから、どうやらPayPalの利用は必須。
あとはまだ試していないのですけれど、PCからもチャージできたら取り敢えずの不便は無さそうかな。(※追記 PC&PayPalによるチャージも無事にできました)

ほとんどがパッケージ版の購入で、PS Storeの利用はダウンロード専用のゲームだったり、有料のDLCの購入くらいで、いずれにしても利用頻度はそう多くはないとは言え、いつまで経っても光明が見えず、たいへん困った一件でした。
今後、同様のエラーが出ないことを祈るばかりです。


※2018年8月追記
約1年ぶりにクレジットカードによる直接のチャージ(Z指定のDL版ソフトの購入)をしてみたところ、問題なく実行されました。

ギガ恐竜展2017

2009年、2012年、2015年に続いて、幕張メッセで開催されている恐竜展に行ってきました。
これで4回連続参戦になるのかな。不定期開催で見逃しもあるかもしれないので、確かなところは分かりません。

今回の名前は「ギガ恐竜展2017」です。
前回が確か「メガ恐竜展2015」だったような。次回のネーミングが気になりますね。テラかな。

先月に行ったのですけれど、この頃は猛暑の日々で、しばらく雨らしい雨が降っていなかったのに、お盆期間中は雨が降っていない日の方が少ないという有様でしたね。
久しぶりに一眼レフ(D7200)を持って、ふらふらと歩き回ったものですが、くそ暑いし、荷物は重いし、駐車場から会場までそこそこ遠いしでヘロヘロになりました。
ほんの数年前までは真夏だろうと真冬だろうとデカくて重いカメラを持って各地を旅していたものですが、あの頃の体力と意欲は何処へ行ってしまったのか。

この10年弱で4回も似たような恐竜展に行くと、さすがに新鮮さも失われてしまうものの、やっぱり楽しくてバシバシ写真撮ってしまった。
気に入ってはいるけれど、あんまり活躍の場がないD7200をここぞとばかりに思う存分使い倒せて満足。

ドラゴンクエストXI その4

裏ボス撃破まで終えました。終えてしまいました。本当はもっと時間を掛けてやりたかったけれど、がまんできなかった。
本編クリアまででも十分に心が満たされておりましたが、真の結末を見届けた今はその思いがより強く大きくなっています。

かなり高い期待を胸にプレイし始めたにもかかわらず、その期待を軽々と超えて下さいました。
ドラゴンクエストが好きな人たちが、ドラゴンクエストが好きな人たちに向けて作った、ドラゴンクエストが好きな人たちは勿論、ドラゴンクエストをまだ知らない人たちでもきっと楽しめるドラゴンクエストではないでしょうか。

ちなみに裏ボスと戦ったメンバーは、主人公以外は女性で占める、図らずもハーレムパーティーでした。
以前はロウを加えて、セーニャと共に回復役2枚の手堅いパーティーを組んでいたのですけれど、レベルを上げて、装備もそれなりに整えた今ならもっと攻撃的なメンバーでもやり合えると考え始めた終盤のボス戦はこのパーティーが基本になっています。

こういうパーティーメンバーの人選をはじめ、ドラクエ11の進め方はプレイヤーによって全然違うでしょうね。
ワタシは効率より好みよりイメージ重視で、要はパッケージなどのイラストそのままの武器を選んでいました。

ストーリー上の戦いはこれで全て終わり、クエストや試練、メダルスタンプ帳、ボウガンなどは完遂しましたが、まだ大修練場の最終試験の完全勝利には程遠い状況です。
ワタシの性格上、目標を失うとモチベーションを維持できないので、敢えて残しておいているところもありますけれど、以前に挑戦した最終試験はどう戦ったら少ない手数で勝てるのかさっぱり分からないくらい、勝つだけでやっとの内容だったので、もっともっと鍛えねば。

それに後半から進行スピードを上げてしまったため、まだ戦っていないザコモンスターがかなり居るはずなので、これは片っ端から出会っていかなければなりません。
もっと言えば、人々に話し掛けることも最小限にしちゃっていたのが悔やまれますね。展開が進むごとにモブキャラの台詞も目まぐるしく変わるので、これだけはもう回収できまい。ドラクエはテキストを読み漁ることも醍醐味の1つなのに。せめて今から読める分だけでも読み尽くしたい。

あと全メンバーに最強装備やおしゃれ装備を与えたり、れんけい技も一部しか見られていないですし、カジノだってまだ全然です。ウマレースの「ふつう」は一通りクリアしましたが「むずかしい」はダメかも…。
そう考えるとなにも終わっていませんね。まだまだ遊べるじゃないか。

それにしても終始楽しかったですね。序盤はなにもかもが楽しくて、中盤は仲間に出会ったり、新しい技を使えるのが楽しくて、終盤は物語りが佳境に入って楽しくて、かなり長い時間遊んでいるにもかかわらず、ここまで全然モチベーションが下がらなかったのがすごい。
そしてたぶん、子供も楽しめるゲームであろうことが更にすごい。

大人の心を鷲掴みにする作品は、得てして子供には理解してもらえず、その逆もまた然りだと思うのですが、ドラクエ11は幅広い層が楽しめ、尚且つとても強い印象を残すゲームになっています。

また1つ、ゲームの歴史に名を残す傑作と出会えたことに感謝。
それが30周年を迎えたドラクエシリーズの最新作であったことに重ねて感謝。

ドラゴンクエストXI その3

クリアしました。よかった。とてもよかった。
のんびりやるという所信表明も空しく、面白くて早く先を見たくて途中から暇さえあればドラクエ11という毎日でした。

今回のラスボスは苦戦したなあ。ドラクエのバトルというと、だいたい中ボスやザコ戦の方が苦しくて、ラスボスはあっさり勝ててしまうのが通例だったのですけれど、レベルが足りなかったのか、戦い方が悪かったのか。
回復役の2人が同時に倒れたときは敗北を覚悟しました。

メンバーをとっかえひっかえしながら奇跡的に立て直しに成功し、最後の一手を勇者のギガブレイクで華々しく決められたことに自己満足。
良く言えば、メンバー全員で勝利をもぎ取った一戦と相成りまして、本作のラストバトルに相応しい戦いだったと思います。

そんな激戦を制して、引き続きクリア後の世界を楽しんでいるところなのですが、あれだけ笑いあり涙ありの大冒険の後に、これほどの展開を用意しているとは驚きました。
クリア後にここまで深く、幅広く展開されると、ラスボス戦までが第1部、それ以降が第2部と言っていいかもしれません。

今回のシナリオは本当によくできていますね。ひとエピソード終わっても、流れるように次の展開があるので、やめ時を見失いがちになりますし、そんな中にメインシナリオに関わる伏線が見え隠れしているため、取って付けた感もない。
それから、クリア後の分岐で先に進むか留まるかの選択がプレイヤーに任されている点も好ましい。

更にメインキャラが多くても、それぞれに個性が立っていて、やればやるほどキャラクターの魅力がうなぎ登りで、シナリオの良さと相まって映像作品として見ても面白いです。
キャラクターによってはプレイ前と後でだいぶ印象が変わりましたね。

勿論ゲームとしても申し分なく、中でもパーティーメンバーと呪文・スキルのバランスが良い。
過去のシリーズではう〜ん、というものもありましたが、今作は相当きっちり調整されている印象ですね。
見方を変えれば万能なキャラがいないこともあり、戦い方、スキルの取り方にだいぶ個人差がありそうです。

気になったのは、落ちているアイテムの取得と、フィールド上の敵への攻撃、ボウガンによる挑発が同じボタンのため、やり始めの頃は向きや間合いを図るのに少し気を遣いました。
あと防具による見た目の変化はもっとほしかったかな。ドラクエ8辺りまでの感覚だとこんなものかなーという納得感もあるものの、近年のゲームは装備で見た目が変わるのが当たり前になっちゃってますから、その水準で考えると少し寂しいものがあるのは確かです。

これはクリア後の要素なのでなかなか触れ辛いものの、ある集落を盛り立てていこうという展開になって、これはドラクエ4にあった「移民の町」の再来かとテンションを上げたのも束の間、どちらかと言うとクエストに近い、もっと小規模な内容でちょっとがっかり。ドラクエ11に「移民の町」があったらなあと密かに期待していたのですけれど、さすがにそれは望みが高過ぎたようです。
それくらいでしょうか。あくまでも敢えて気になった点を挙げればというお話で、不満と言うほどの不満は気が付きませんでした。

こう言ってはなんですが、シリーズ11作目にしてこれほどの作品が生まれたことに感動を禁じ得ません。
これぞまさしくドラゴンクエストの集大成。歴代のドラクエシリーズの中でも指折りのお気に入りタイトルになりました。

ドラゴンクエストXI その2

引き続き久しぶりのドラクエを堪能しております。
じっくりのんびりやりたいのに、面白さがそうさせてくれません。

とは言え、ひどく足早にやっているつもりはないのです。
なのにプレイ時間だけ見ると、思いの外時間の進みが早くて愕然とします。
それもドラクエ7で感じられた、先が長すぎて気が遠くなるような停滞感はなく、楽しく遊んでいたらこんなに時間が経っていた、という感覚なので至福そのものです。

クリア前に迂闊な感想は控えたいところではありますけれども、ワタシのようにドラクエ9や10で、自分がやりたいドラクエとは違う方向に行かれちゃったなー、と思っていた人には待望のドラクエになっているのではないでしょうか。
そうそう、これこれ、こういうドラクエをやりたかったんだ。と思えるタイトルに仕上がっている印象です。

過去作のオマージュが散見されて、これまでのシリーズを遊んできたプレイヤーはより楽しい一方で、本作が初めてのドラクエだという人も、そもそもこのようなオーソドックスなRPGが初めてという人も、ストーリーを進めるのに迷うようなことはほとんどないでしょう。とても丁寧に作られているように感じます。

ドラクエ3や9のようなキャラクターを自分で作成してプレイするスタイルは、仲間が主人公以上に(戦闘員的にも、登場人物的にも)無個性になるので、ワタシはあまり好ましくなかったのですが、今作は作り込まれたキャラクターを仲間にしてわちゃわちゃと旅ができて楽しいです。
ひとエピソード進んだら仲間に話し掛けて、その場の気持ちを共有したい。やっぱりちゃんとリアクションが返ってくる仲間と冒険したいですよ。

それから今作はラスボス、いわゆる魔王に存在感があって、打倒魔王の気持ちを高めながら冒険できるのが嬉しいです。
過去作の中には魔王のキャラが弱過ぎて、ただストーリーの最後に戦う相手に成り下がっていたタイトルもありましたけれど、今回の魔王はいい感じに憎らしくて素敵。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

さあドラゴンクエスト11ですよ。ドラクエ8以来、ずっと据え置き型のオフラインで遊べるドラクエを切望していました。
ですから、ドラクエ11はアウトラインが見えた当初から、いやが上にも期待が上がっていましたよ。

ドラクエ10は買いはしたものの、ほとんどやらずに手放してしまいましたが、1〜9は全てクリア済みです。
派生タイトルもいくつか遊んでいて、記憶に新しいところでは、ヒーローズやビルダーズをやりました。

新作なのに懐かしい、という不思議な感覚を味わっています。システムも世界観もキャラクターもテキストもただただ懐かしいです。
そしてやっぱりドラクエはターン制のコマンドバトルが楽しいなー、と改めて感じました。
このお馴染みのバトルシステムを含め、安心感が振り切っています。

加えて、地味だけど着実にストレスフリーに貢献している親切設計が嬉しい。
例えば近付くだけで簡単なコメントを表示するキャラがいるのは、片っ端から話し掛けたいプレイヤーにはたいへん有り難いです。

キャラが少なくてスカスカな町になってしまうのは寂しいですが、膨大な数の住人全てから聴取して回るのも楽ではありません。
こういうプレイヤーの心理を先読みして予め対策が取られているところなど、ドラクエシリーズは一貫して高い水準にあると思います。

まだまだ序盤ですけれど、新しい要素を取り入れつつも、これまでのドラクエの色んなイズムを感じさせるゲームに仕上がっているように思いました。楽しい。
先を急ぐ逸る気持ちと、隅々までじっくりと見て回りたいという希望の二律背反に悩まされながらも、なるべくゆっくりのんびりとプレイしていきたいところです。

クラウドファンディングでアニメ化を目指す企画

クドわふたーという恋愛アドベンチャーゲームをクラウドファンディングで資金を集めて、アニメ化しようという企画があります。
クドわふたーはアニメ化されたリトルバスターズ!のスピンオフ作品。PCゲームですね。

原作のゲームはいずれも未プレイですが、リトルバスターズ!のアニメは拝見しました。
ほのぼのとした日常の中にシリアスな要素を散りばめた作風と、物語りに大きく関わる謎を含んだ作品でして、その謎が明かされる終盤付近は毎回のように胸を締め付けられたものです。
それとこの手のジャンルには珍しく、魅力的な男性キャラがメインに据えられていて、男女間の恋模様というより、心から信頼を寄せる仲間たちとの交流を色濃く描いているというのが特徴の1つに挙げられます。

クドわふたーはIFの世界を描いた内容らしく、本編とはまた違った作風のお話ではないかと察せられますが、アニメ化する可能性があるのであれば僅かでもその一助となりたいと思い、パトロン(本企画ではサポーター)として参加させて頂きました。
クラウドファンディングに参加するのって初めてでちょっとドキドキ。

単純にこのアニメを見たいという気持ちがもちろん1番にありますけれど、それとは別に勝手に期待していることがあるのです。
アニメ業界の過酷な状況はもう何十年も前から見聞きしており、一向に改善の兆しは見えません。(もう民間の力では難しいとも聞きますが…)
もし他の作品で資金面が壁となった場合、この企画に後押しされてウチもクラウドファンディングでやってみようじゃないかというところが出てきてくれたら、可能性の拡大という意味では喜ばしいことではないかと考えた次第であります。

現時点で3千万円の目標金額に対し、4千万円以上の支援金が集まっていて、すでに企画失敗という事態は回避されたと言って差し支えないと思われます。
しかし3千万円はあくまでも必要最低額に過ぎません。

3千万円で約20分のOVAの制作が確定。この先は支援額次第で作品の尺を伸ばすことができまして、最終的には劇場公開を目指しているそうです。
以前とあるアニメ業界の方に聞いたところでは、劇場アニメを作るには億単位の資金が必要だと仰っていましたが、そこは作品によっても異なるでしょうし、何よりその話はもう10年以上も前に伺ったことですので、現在では事情が違っているかもしれません。

とは言え、最終目標の到達が容易ではないことは想像できます。
まだまだ募集は始まったばかりですので、この先より多くの支援が集まり、最終目標に到達して大成功と言える結果につながることを願うばかりです。

「クドわふたー」劇場アニメ化プロジェクト

蔵生

北海道のお菓子です。
北海道に遊びに行ったときはだいたい買っています。美味しい。

お土産屋に置いてあるような箱もののお菓子は嵩張るので、あまり買い込まないようにしているのですが、これはついつい抱えてしまいます。
通販でも買えるのですけれど、別途送料が掛かったり、適正価格じゃなかったりで気軽には買えません。でも久しぶりに食べたい。

という葛藤を抱きながら日々を生きていたのですが、徒歩1分の超最寄りスーパーに置いてありました。
マルセイバターサンドなどの六花亭のお菓子はちょくちょくスーパーでも見掛けていたけれど、蔵生は初めてお目に掛かれましたよ。

驚きと喜びの余り、いっぱい買っちゃった。
でも瞬く間に消化されるんだろうなあ。

フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)

こちらは4月にSteam(PC版)とPS Store(PS4版)で配信開始されたアドベンチャーゲームです。ワタシがプレイしているのはPS4版。
低価格で決して多いとは言い難いボリュームながら、たいへん評判が良く、雰囲気が気に入ったのでやってみることにしました。

フィンチ家の一員である主人公が、屋敷で一族たちの身になにが起こったのかを追体験していくゲームです。
ホラーの空気を感じさせますけれど、おぞましい姿の敵に襲われたり、急な大音量で驚かせてくるのではなく、不気味な雰囲気やフィンチ家の異常性を楽しむ内容となっています。

死者(?)の追憶と言うと、凄惨さや血生臭さを想像されるかもしれませんが、そういった描写もそれを連想させるような展開もないので、ショッキングなシーンが苦手な方でも安心です。
また、追体験する人物によって様々な映像表現が採用されていてプレイヤーを飽きさせません。

操作の多くはLRスティックとLRボタンのみと必要最小限の構成。操作のバリエーションが少ないので、ゲーム内のアクションも限られていると思いきや、最初に追体験した少女のエピソードでは、ネコになったりフクロウになったりサメになったりで大忙しでした。
そしてこの少女のエピソード1つ取ってみても、如何に常軌を逸した一族であったのかが窺い知れます。

英語音声、日本語字幕のゲームなのですけれど、字幕の表現が独特で、多くはスクショのように画面ではなく、映像に固定されたレイアウトなのです。加えて、次に進むべき方向のヒントにもなっています。
これが見た目は楽しいのですが、時折登場人物が喋っているけれど字幕が見えんぞ、という場面があって、視点をぐるぐる変えてようやく見付かったと思ったら、字幕が消えてしまうということが何度かありました。

あと、もしかしたら酔い易いゲームなのかもと感じています。
これまでゲームで酔ったという経験があんまりなくて、どころかネットで初めてゲームで酔う人がいるということを知ったくらいなのですけれど、本作はゲームを終えた後に軽く頭がくらくらした状態がしばらく続きますね。プレイ中はそうでもないのですが、これがゲームで酔うという感覚なのかと思い知りました。